先日の3連休の中日ですね、友達と河口湖に行ってきました。バス釣りですね。
僕の左手負傷事件のちょっと前くらいのことです。
今回は、「片道2時間かけて遠出までしたのに成果が出ないと、さすがに心が折れる」というお話です。
「バス釣りやめようかな…」と、完全に心が折れてしまったような出来事でしたね…。
よろしければお付き合いくださいませ^v^
その友達とはかれこれ10年以上は一緒にバス釣りをしてなかったんですが、ここ最近交流する機会が増えてきたのがキッカケで、「今度の週末、釣りにでも行こうよ!」って流れになりまして。
その友達は以前、釣り具メーカーで働いていたこともあったんですが、この河口湖釣行までほぼバス釣りからは遠ざかっていたらしいです。
僕からすると「せっかく道具もあるし、腕もあるんだからもったいないよ!」って感じなんですが、彼はバス釣りにはあんまり興味がなくなってしまっていたらしいんですね。
なぜ彼が急にバス釣りを再開しようと思ったのか疑問に思われるかもしれませんが、それにも深〜いわけがありまして。
僕がここ最近バス釣りにハマっていて、フェイスブックとかに魚を釣ってる写真をアップしているのを見て、またやりたくなってきた、っていうのが理由らしいです。
…あw全然深くない理由wwむしろ浅い理由w
っつーことで、まずは地元から比較的近い「相模川」ってところでバス釣りをやってきました。
「あれ?河口湖じゃないの?」って思われるでしょうが、これにも深い…いや、浅い理由がありまして。
悪ノリなんてするもんじゃないですよ、ホント…。
元々がですね、相模川でバス釣りをやろうとした理由に「3連休の中日で河口湖は、さすがに混雑しすぎて釣りにならないよ」ってものがあったんですよ。
「あまりにも混雑してるだろうから、たぶん楽しめない」っていう予想のもと、じゃあ近場の相模川でも行くかーって流れになったんです。
まぁ、それでも我が家から1時間くらいかかりますけども。
で、実際に相模川に行きました。
(…到着前に、僕の車を狭い道の民家から突き出してた草木に思いっきりこすりつけちゃって、車が傷だらけになって、出発3分ですでに帰りたくなったぐらいテンションが下がった話はとりあえず置いておいておきますけど…w)
早朝6時。
そこから3時間くらいずーーっと、黙々とルアーを投げ続ける。
まーーーーー釣れない!
友人と二人でルアーを投げども投げども、まーーーーぁ釣れない!
朝5時出発で到着したのが6時くらい。
結構な努力で早起きまでしてきたのに、魚すら見えないってのは結構ショックです。
わりと透明な川なのに魚の影すら見えないとなると、二人ともテンションは下がりますよ。
友人なんて、
「もう帰ろうか」
とか
「どうする?とりあえず帰る?」
とか、
「じゃあさ、とりあえず終わりにしよっか」
…なんてことを呟き始める始末。アナタどんだけ帰りたいのよwwって感じです。
いや正直、僕も「とりあえず家に帰る?」みたいなことを口走ってしまうくらいテンションはがた落ちしましたけどね?
友人も悪ノリで「じゃあさ、とりあえずポイント変える?河口湖とかにww」なんて発言をしちゃうくらい、変なテンションになっちゃったり。
…今思えば、この会話を始めたのがマズかった。
「じゃあさ、とりあえずポイント変える?河口湖とかにww」と、友人。
「ポイント変える?河口湖とかに」と、悪ノリし始める僕。
「…え?嘘だよね、冗談冗談。さすがに俺も一瞬”河口湖”って言葉が頭をよぎったけど、さすがに無いですよ。遠い遠い!」
「…でもまだ9時だよ?」と友人。なぜか軽くテンション上がってきている。
「…ここからだと1時間くらいで行けちゃうんじゃないのwwでもまぁさすがにそれはないっしょ…」と、怯え始める僕。
「行っちゃう?」と、目をキラキラ輝かせながら友人は言う。
「…じゃあ、行こっか」
って感じで、河口湖へ急遽向かうことになったのです。
当然のように、3連休の中日の高速道路は激的な渋滞です。そもそも、こういう激混みを避けようとして相模川をチョイスしたのに、一体なにをやっているんでしょうねw
積もる話も交えながら楽しく会話しつつ、相模川からは2時間くらいかけて河口湖へたどり着きました。
到着したときにはもう日中で、ヤバいくらいの猛暑が僕らを攻撃してきます。すでに帰りたくなりつつある。
なんかウェイクボードでドヤ顔して岸際を荒らしまくってるオッサンとかもいるし、テンションは上がりません。
目の前で荒らしまくって、どや顔してこっちをチラチラしてくるんですわ。
うるせーのなんのってww
河口湖に到着してから2・3時間くらい釣りをするけども、全く釣れない。魚の気配すら感じない。
河口湖まで来たのに…!
「おいおい、遠出までしたのに釣れないんじゃ、シャレにならんぞ…」と、僕と友人は焦り始める。
で、13時くらい。
僕の思考はすでに「ほうとう、ワカサギ」と、食べ物に夢中。
バラックバスなんかより、特産物の方に夢中ですよ。
いやいやーだって気温が30℃を越すくらいの中、釣れもしない魚を狙って辛い思いをするくらいなら、とりあえず休憩がてら食事にでも行きましょうよ、ってなりませんか?
ってことで、ほうとうでも食べて、残りの時間をどうするか戦略を立てることにしました。
すでにこのとき、友人は「もう帰ろっか?」などと抜かしていたので、彼の心はポッキリと折れていたのでしょう。
早く気付いてあげればよかった…。
とりあえずソレっぽいお店に足を運び、名物の「ほうとう」を食しました。
どうです?この芸術的な”器”。
さすが「ほうとう」っていうだけあって、さぞかし立派な器を使っているでしょう?
…普通に写真を撮るタイミングを普通に間違えました。
で、少し休憩して、友人の「そろそろ帰ろっか」的な言葉もスルーしつつ、釣り再開。
そこから夕方まで、なーーーんにも音沙汰無し。
全く釣れないのww
さすがに僕も心が折れかけていました。
こんな写真を撮っちゃうくらいには、心が挫けていましたね…。
そんなときです。
違う場所で釣りをしている友人から、メールが届きました。
「魚をバラした…逃げられてしまった。やらかした〜…」
とのことで、完全に失われていたテンションが少しアップしました。
魚の反応があると、やっぱ気合い入ります。
そこからしばらく釣りをしましたが、まぁ釣れないw
マジで何の反応もないの。パターンとかそんな小難しいことを考える気力すらなく、ただ思考停止でひたすらルアーを投げることしかできませんでした。あまりの疲労感で「戦略ーー攻略ーー思考しよーーー!」なんてことはね、無理ですよ、無理ムリww
そして、友人から続けてこのようなメールが送られてきました。
「ルアーが根がかった。今は岸辺に座って、富士山を眺めてる。綺麗だね」
このメールを読んで、「あぁ、彼は完全に心が折れてしまったんだな…」と僕は思いました。
まぁ僕も同じタイミングで心が折れていましたけどね…。
「このルアーのカラカラっという音を聞いてるだけで、涙が出てくるんだよなぁ…」なんてことも呟き出しちゃう感じ。
で、暗くなってきたので、クソマズいラーメンを食べてから帰宅しました。
もう完全に折れてる。二人とも、もう完全に心ヤラれちゃってる。
片道2時間もかけて遠出したのに、魚を触る事すらできないのって、正直心折れますよww
この釣行で友人にバス釣りの魅力を再び味わってもらえれば、彼もバス釣りを再開するに違いないだろうという魂胆があったのですが、友人は「もうやらない。もう行きたくない」なんて風に、むしろ釣りが嫌いになっちゃってるしww
僕は僕で「俺、なんでこんなにバス釣り頑張ってるんだろう…」的に、若干イップス気味(トラウマ)にもなっちゃってるしww
トラウマ回復してからの釣行では、左手を負傷しちゃうしwwもうコレ、完全に呪われてるでしょっていう感じです^w^;(この件に関してのお話はコチラからどうぞ)
とりあえず、もう30歳を過ぎてるんだから、あまり身体に無理をさせすぎるとメンタルに直でクる。
そんなことを実感させられた、相模川・河口湖釣行でした。
p.s.
後日、友人を相模湖に誘ったところ「却下」とのお返事を頂きました。
彼はもう、一生バス釣りがやれない身体になってしまったようです。
お知らせ☆ブログを引っ越しました。
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