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エレキギター初心者の「軽音部に入ろうか迷ってます」への回答

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(出典:がらくたチップス

ギターを始めたばかりのギターキッズの多くは「バンドをやりたい!」という気持ちが湧き出てくることもあると思います。ギターが少しでも上達してくると、どこかで自分のギタープレイを披露したくなるもんですよね。

そういった方の中で「軽音楽部に入りたいけど、なんだか怖くて勇気が出ない…」という人もいるでしょう。私の知り合いでも、ギター始めたての頃は「サークルとか部活とか入りたいけど、なんか勇気が出ないんだよね〜怖そうだし」みたいな人もいました。

今回は、そんな悩めるギターキッズのために、「軽音サークルのイメージ」をお伝えしようと思います。

バンド=怖い、という時代ではない

よくあるパターンが「エレキとかバンドって、何か怖いイメージがある。不良とかヤンキーがやる感じじゃないの?」というものです。

エネルギッシュでチャラい系(失礼)の若者だったら、バンドとかエレキギターにそのようなイメージはないんでしょうが、ちょっと内気な子だとそういうわけにもいかないことがあります。

バンドっていうと、個人の我が強くって喧嘩が耐えなかったり、協調性を求められたり、人間権関係が大変だったりすることもあります。
ですので、「軽音部に入ろう!」と思い立ち、いざ入部しようとするときに「いや、待てよ。向いてなかったらどうしよう」という思考が足を引っ張ることも多々あるでしょう。

僕にも経験があります。
高校の軽音楽部に入部するには、結構な勇気がいりました。
元々、人前でステージに立ってヘドバンするようなタイプでもなかったので(笑)
根暗な人が「人前でバンド演奏をする」って、最初はめちゃくちゃ不安なんですよ。でもね、1度でも人前で演奏してみると、世界が激変しちゃうんです。

 

ぜひ、ステージに立って、ギターをかき鳴らしてみてください。
「私の今までのクソつまらない人生は、一体何だったんだろう」って思えちゃいますから。

 

「ドラッグ、セックス、ロックンロール」は迷信

今、2016年です。
「バンド=不良」というイメージが強く根付いたのは、実際は結構昔です。
たぶん、キャリルとか矢沢永吉さんとかが日本でメジャーになった辺りだと思います。
その頃から、一体どれくらい時間が経ったのでしょうか?2・30年くらいですかね。僕からしたら「バンド=不良」という方程式はとっくに滅びていますが、今の若い人達はどうなんでしょうね。

日本では、今では「普通のお兄さん系」とか「女の子」とかのバンドがヒットしていますよね。はっきり言って、彼らは「普通の人々」ですよ(性格とか見た目的には、ってことですよ!)。
「ドラッグやって、タバコ吸って、女を抱いて、ロックンロール!」っていう人、日本にはいないんじゃないすかね?そんなのやってたら、普通に通報されて刑務所入って終わりじゃないですか(笑)

ロックは見た目ではなく、「生き様」。

サンボマスターってバンドはご存知ですか?
彼らの出で立ちを見てみてください。

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(出典:magabon

…ヤンキーですかね?むしろ、めっちゃ良い人そうじゃありませんか?(笑)
歌詞的には社会風刺っぽいものもありますが、バンド自体の印象としては「普通の人々系」な感じじゃないですか?
彼らは見た目に反して猛烈なエネルギーを発していますよね。
彼らからしたら、ロックは「見た目」とか「雰囲気」じゃないんでしょうね。
「魂」ですよ

 

次はこちら。
以前、「弾いてみた」動画で僕がカバーさせてもらいましたが、ONE OK ROCK
日本では超メジャーな人気バンド。

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(出典:調ベル子ちゃんの調べるツアー

…不良ですかね?むしろ、めっちゃ気さくな人達っぽくないですか?
「渋谷とか原宿に普通にいそうな人々系」じゃないですか?見た目とか雰囲気は、ってことですけど。
曲自体はめちゃくちゃロックしてますよね。僕も大好きです。
でも、別に「不良・ヤンキー」って感じでもないですよね。

 

今の時代、バンドって言っても結構普通なんですよね。
少なくとも、今の日本では「社会に反抗するのがロックだぜ!」という熱いハートを持った人々は減ってきていて、その代わりに「娯楽として音楽を手軽に楽しみたい」という人達が増えてきています

インターネットで演奏テクニックなんかは誰でも無料で入手できる時代ですからね。基礎的なことであれば、ほとんどの問題はネットで解決できちゃいますし。

 

アニメで大ヒットした「けいおん!」とかも、可愛い女の子達がバンド活動していますよね。それで一時だけギターがブームになったりもしました。一瞬で廃れましたが…。
それくらい、バンドとかギターってのは気軽な存在になっている、ということです。

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(出典:けいおん!アニメ壁紙コレクション
※僕は澪ちゃんが好きです※

嫌になったら辞めちゃえばいい。

今の時代、バンドは「娯楽・趣味の1つ」としても楽しむことができるんです。
サークルや部活に入るのには勇気がいりますけど、最初だけですよ、不安なのは。

人間関係に悩んでしまったら、辞めてしまえばいいんですよ。しょせん部活(サークル)なんですから。
それに、あなたを悩ませるようなクソみたいな人間となんて、音楽なんかやらなくていいですし、友達として無理に付き合う必要もありません。
あなたのプレイや人柄を受け入れてくれる人は、どこかに必ずいますから。

「アイツ、逃げたぜ」みたいな批判とかも、全く気にすることはありません。
そんな戯れ言を発するような人間と一緒の時間を過ごすくらいなら、野良猫とでも遊んでいたほうがよっぽど有意義な時間を過ごせます。

とにかく、自分が最高にバンド(ギター)を楽しむことができる環境を、自分の手で作っていきましょう。
最初は一人でもいいんです。まずはそこから出発です。
何度も言います。

あなたにピッタリの環境は、必ず存在します。

まずは、その気持ちを信じることから始めていきましょう。
きっと上手くいきますよ。

 

ネット、SNSを活用してみる

もし、あなたに合う環境が学校内にないのであれば、外部で探しましょう。
今はネットで簡単にバンドメンバーを探すこともできますし、SNSなどでもギターが趣味な人とコンタクトもとることが可能です。
また、人と一緒に何かすることが苦手なタイプでも、バンドなんてやらなくても音楽は楽しめますしね。
スリップノットのギタリストは「ギターが上手くなりたければ、友達は作るな」と言っているくらいですから。
実際、僕も学生時代は友達と遊ぶことなんかほぼありませんでした。だって、友達とダラダラしてるよりも、ギター弾いてるほうが楽しかったですから。

僕的にも、友達や知り合いとダラダラして無駄なことで時間潰すくらいなら、ギター弾くかバス釣りにでも行っていたほうがマシです。
人生は一度しかないんですから。
他人のために無駄な時間を過ごすよりも、自分のために時間を使ったほうが楽しいです。

でも、ガチでヤンキーしかいない部活だったら?

もしあなたが「軽音部に入りたいけど、何か”怖くて”勇気が出ない」といった理由で入部に悩んでいるなら、「入っちゃいなよ!怖くないから!」と言ってあげたいです。…まぁ、リアルにヤンキーとかばかりがいる軽音部は、ちょっと躊躇しちゃいますがね…。
でもね〜、そういった人達でも「え?マジで?お前も○○の曲好きなの?話わかるじゃん!」なんて風に、共通の音楽があると一瞬で馴染めちゃったりもするんですよね(笑)そこがバンドの面白いところでもあります。

 

もしあなたが「軽音部に入りたいんだけど、どうすればいいですか?」って感じでお悩みなら

・部活(サークル)の雰囲気を見学させてもらう

たったこれだけで、入部するかしないかを決められます。
まずは見学!ですね。

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文中にも出てきた「キャリル」。
怖ぇ〜…こんな人達がサークルにいたら、僕は絶対入らないっすわ。
一人でDTM(宅録)でもやってたほうが楽しめますわね。

お知らせ☆ブログを引っ越しました。
新しいブログ↓
matatamacoron.com
このブログは残しておきますので、今後もご活用ください。



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