去年の年末頃からテキサスリグを使い込んできました。
今年に入ってから、特に梅雨明け頃からテキサスリグでの釣果が伸びてきましたので、報告もかねてテキサスリグの使用方法をお話します/^x^/
釣果でいうと、2016年の6〜8月で40cmアップが10本〜20本くらい。
なぜか釣れる魚がデカい!
小バスはあまり数えてないけど、多分10本以上は越えてると思います。
こんなサイズでもわりと普通に食ってくるのが新鮮でした。スレててもカバーなら食ってくる^q^;
今回のテーマは「テキサスリグの使用方法」。
自身の記録という意味も込めて、テキサスリグの使用方法をまとめることにしました。
もしあなたが「テキサスリグっていまいち使い方がわからない」とお困りなら、参考にしてみてください。
あくまで僕個人の意見ですが、テキサスリグを使用する状況は以下のようなものになると考えています。
・何らかの影響で(水質、天候、活性など)、魚がカバーに入っているとき
・魚の居場所がある程度は特定できていて、それをピンポイントで狙いたいとき
・魚が、ボトム(底)を意識しているとき。
(フィールドの魚に、底物を捕食する習慣があると予想されるとき等)
シンカーの重さの基準となるのが、「カバーにギリギリ入る重さ」です。
僕の場合は、基準としているのが「7g」。全ては7gから始まるのだ…。
カバーが薄かったり、もっとナチュラルに誘いたいな〜というときは5g。
ストン!と落としたかったり、カバーが濃かったり、風が強くてウエイトを感じにくいときなどは10gを選ぶようにしています。
めっちゃ濃いヘビーカバー(パンチングなど)の釣りは今はやってないので割愛します。
フックサイズは使用するワームによって変わりますが、僕は主に「2/0、1/0」を使っています。
メーカーで言うと、デコイのキロフックハイパーとか、フィナの並木さんプロデュースのやつです。名前は忘れましたww
使用ワームは、ノリーズのエスケープツイン、バトルホッグなどです。
魚のテンションが高く、フッキング重視を狙う場合は2/0。
活性が低く、ワームをナチュラルに動かしたいときは1/0を選んでいます。
最近ではほとんどの釣り人はビーズを使用していないようですが、僕はビーズを入れるようにしています。
アクション時に「カチン、カチン!」と鳴ってくれるので、魚を引っ張る力がアップすると考えているからです。
ですが、水質がクリアなときや食性を狙う場合はビーズを外すこともあります。
気分で変わったりするw^q^
基本的にはビーズは使用するようにしています。
この辺はお好みでw
ラインは最低でもフロロカーボンの16lb以上。ナイロンなら20lb以上。
基本的にはフロロ20lbを使っていますが、操作性重視やライントラブルが面倒に感じたらフロロ16lbにしたり、ナイロン25lbにしたりします。
それほどカバーが濃くないフィールドで、バスに潜られてカバーにラインが巻かれるようなスポットを打たないのであれば16lbでオッケーだと思います。
不安なら20lb。
ラインは太くても大丈夫です。
魚はラインよりもルアーのほうに意識が行きますから。(僕の考えですけどねw)
テキサスはラインをたるませる時間がそんなに長くないので、フロロをメインに使用しています。
…このあたりもぶっちゃけ好みでいいんじゃないすかねw^q^;;
僕は「シーガー R18フロロリミテッド」というラインを使っています。
フロロラインの超人気商品で、フロロの王道的ポジションのラインですな。
基本的には各社からでているロッドの「MH(ミディアムヘビィ)」から「H(ヘビィ)」を選んでおくといいでしょう。
僕はノリーズのロードランナー680Hというヘビーロッドを使用しています。
ティップが入るほうが好みなのか、シャキッとしたロッドが好みなのかは個人差がありますから、好みで選んでいいと思います。
テキサスリグはボトムでの釣りが多いので、食い込みを損なわないくらいティップが入るロッドが向いていると考えています。
ガッチガチの棒みたいなロッドよりも、しなやかさがあり、ある程度のファーストテーパーくらいのものがおすすめ。
ですが、リザーバーなどで岸際のカバーにラインを引っ掛けて「中層シェイク」などを主に行うのであれば、ティップが入りすぎないロッドがいいでしょう。
この辺りは、あなたが普段行くフィールドに合わせて選んでいきましょう。
リールはハイギヤが回収も楽なのでおすすめです。
が、別に「ハイギヤじゃないと打ち物はできない!」ってわけでもないので、自分が快適にできるのであればリールは何でもいいですw
魚がかかったときにカバーから確実に引き離すことができればいいだけで、ギヤ比はそれほど重要じゃないと考えています^q^
トーナメントなどで徹底的に効率重視するのであればハイギアは必需品になりますが、一般バサーはそこまで徹底的に揃えなくても十分だと思いますよ。
僕自身はダイワのタトゥーラの6:3を使っていますが、カバーから引き離すくらいなら普通にできます。まぁ野池なので…w
もしあなたの行くフィールドが広大なスポットだとしたら、ハイギアリールでテンポよく打っていったほうが快適にできるでしょう。
ストレスなく快適にテキサスリグを使うなら、ハイギア。
野池とかでお手軽フィッシングなら、まぁローギアでも何とかあり。
この辺も、あなたの行くフィールドに合わせていきましょう。
ちなみに、僕は打ち物でも右ハンドルを使っています。
ジグ・テキサスでは左ハンドルが主流な昨今ですが、左ハンドルだとカバーから引き離せるようになるまで修練が必要になります。
あと、右ハンドルなら持ち替えている間にワームを食い込ませてあげられる時間が必然的にできるので、すっぽ抜け防止にもなるんじゃないか、と思っています。
右か左のどちらを使うのも、あなたのお好みで選んでいいと思いますよ^x^
まぁ、僕は右ハンドルをオススメしますが…。
カバーから魚を強引に引っ張り出すには、ロッドパワーだけでなく、リールを巻く力も必要になるからです。
だったら利き腕でハンドルを巻いたほうが確実だよね、ってことですw
僕が愛用している、安くて高性能なタトゥーラ。
ハイエンド機であるスティーズも所有していますが、タトゥーラのタフネス的な男らしらはカバーフィッシングにすげー似合うw
おすすめはハイギア。
カバーだけじゃなく、他にも使いたいっていうのであれば6:3が汎用性が高いです。
使用するワームは、カバーに引っかかりにくいものを選びましょう。
グラブとかロングストレートワームとかだと、カバーの枝とかに(特に回収時に)ひっかかりやすいです。
世間ではホッグ系やバグ系がカバー用のワームとして人気ですが、これも個人の好みでいいと思います。
最近では、「別に何入れてもカバーの魚は食ってくるんじゃないの?」と感じ始めていますw
それくらい、カバーで食ってくる魚はわりと何でもバイトしてくる感覚があります。
チューブでも食ってくるし、バグでもストレートでも食ってきます。
小バスでも、4.25 インチのチューブワームとか普通に食ってきますw
重要なのはルアーの種類ではなく「大きさと色」だと僕は考えています。
僕は4インチをメインに使っています。
食わせたいときに3インチを使ったりしていましたが、なぜか4.5インチとか大きめのほうが食いがいいんですよね。
ちなみに、先ほども言いましたが、僕が愛用しているのはノリーズの「エスケープツイン」とレイドジャパンの「バトルホッグ」です。
両方ともワーム単体で11gあるので、使用するならMH以上の強さがあるロッドを使用することをオススメします^w^
テキサスリグを使用するスポットというと、まず最初に”カバー”が挙げられます。
複雑なポイントを根がかりさせることなく、テンポよく打っていけるのはテキサスリグの最大の特徴と言ってもいいでしょう。
が、実はテキサスの強みはカバーでの使用だけではありません。
テキサスリグは、「泳がせてよし、巻いてよし、ズル引きで探ってもよし」的な何でも屋。
非常にオールマイティに使えるのもテキサスの強みです。
ただ、広範囲を探るには魚を引っ張る(おびきよせる)力が弱いので、ビーズを使用したり、サイズの大きいもの、テール付きワームなどを使ったりして工夫してあげる必要が出てきます。
テキサスリグは、使用するワームを変えるだけで様々な効果を得ることができる優秀なリグです。
とにかく状況対応力がハンパないw
僕がテキサスリグを使用するスポットはというと、やはり”カバー”と、”バスがいるであろうピンスポット”です。
また、風が当たっている面などでは、スイミングやボトムバンプを激しく行い、やる気のある魚をどんどん探っていく感じでテキサスを使っています。
いずれにせよ、僕がテキサスを使うのは「ある程度のピンスポット」ですね。
オープンエリアでも使えますが、魚を引っ張る力はハードベイトより弱いので、魚が散っているようなときには効率を考えてハードベイトを選択しちゃいます^q^;
テキサスリグのアクションを含めた一連の流れは、以下のようなものになります。
1:スポットに投入
↓
2:フリーフォールでボトムに着底させる
↓
3:2〜3秒ほどストップ。
↓
4:ロッドティップを10〜20cmほどあげて、ルアーをポーンっと持ち上げて誘う。リフト
↓
5:1〜3回ルアーをリフトさせたら回収
これがテキサスリグの基本的な動作です。
長時間シェイクさせたりするトリッキーな使い方もありますが、まずはこの一連の流れをしっかり行えるようにする。
長時間誘うなどの”食わせ”重視の場合は、スモラバとかネコリグのほうが有効なのでそっちを使います。
「スポットに投入」については、着水音はナチュラルにするのが理想。
ドボン!よりもポチャンって感じの生命観のある音を目指す感じです。
無音でもいいとは思うんですが、着水音が魚にスイッチを入れることもあるので、うまいこと使い分ける。
特に、夏場のような「魚が上を意識している状態」のときは、着水音はさせたほうがいいと考えています。
1〜3秒ほどストップさせる理由は、「着底後のワームの倒れ込みを終えるまで」になります。
実は、ルアーって自分がアクションを止めている最中も自発的に動いていることが多いんですよね。
ホッグ系ワームとかは「倒れ込みアクション」が非常にナチュラルなので、ぜひ生かしたいところなのです^w^
-着底後、ワームがナチュラルに倒れ込む→突如、ワームが動き出す→バイト!-
このような反射を誘うバイトを狙います。
テキサスリグはリアクション狙いのリグですが、普通に食い気のある魚もバイトしてくるので細かいことは気にしなくても大丈夫w
テキサスリグはリアクションを狙うリグだと考えています。
なので、1〜3回リフトさせたらすぐ次を打っていく。
もし長く誘いたいのであれば、スナッグレスネコなどを使います。
長時間誘う時点で、もう魚のルアーに対しての意識は”反射”ではなく”食性”に切り替わってるはずでしょうからね^w^;
長時間誘っちゃうって、それって反射じゃないよね!みたいなw
ちなみに、スナッグレスネコもかなりのカバーを攻めることができます。
食わせ重視ならスナッグレスネコ。
反射(威嚇、興味。競争心など)を狙うならテキサスリグ。
これも状況によって使い分けていきます。
テキサスリグはソフトベイトなので、バイト時間が長いのもこのリグの特徴です。
僕もまだまだ研究中なのですが、やり込むことでわかってきたことをお伝えします。
・「コン」だとか「ココンっ」みたいな”ついばむ系”のバイトは、少し食い込ませる時間を与える。
ワームを、口に入れてあげる時間を作る。
・「グーー!」だとか”ひっぱる系”のバイトは、即アワセ。
魚がルアーをくわえて移動している状態なので、ルアーは確実に口の中にあるからです。
・シェイクなどをしていて「フッ」と軽くなるだけの”ノー感じ系”のバイトも、即アワセ。
やはり、これもルアーがバスの口の中にある可能性が高いため。
興味を持ってつっついてるだけなら、ココン!みたいなバイトが出るので^w^
基本は、「即アワセor少し待ってアワセる」の二択ですね。
僕にテキサスを教えてくれたトーナメンターであるテキサスマスターは、「タイミングが合っているなら上あごにフックアップする」と言っていました。
僕はまだまだ横がかりとかばっかりなので、フッキングについてはもっと実験していきます^q^;
テキサスリグについてまとめます。
・テキサスリグの主戦場は”カバー、ピンスポット”。
・16lb以上、MH以上のタックルを使用する。
・7〜10gのウエイトが基本。
・リールは、魚をカバーから引きはがせれば何でも良い^q^ハイギヤだと楽。
・ワームはお好みで。カバーに絡まらないものを。
・「着低→1〜3秒ストップ→リフト→回収」が基本の動かし方。
・合わせは、「即アワセor少し待ってアワセる」の二択。
テキサスリグについてお話しましたが、いかがだったでしょうか?
僕自身、まだテキサスを研究中なので、成果のあった方法や考え方をご紹介してみました。
テキサスリグの一番の醍醐味は、「アワセ」だと思っています!
ガツン!と思いっきりフッキングが決まってからファイトする流れは、アドレナリン出ますよw
テキサスをこれから始めてみたい方などの参考になれば幸いです^w^
お知らせ☆ブログを引っ越しました。
最近”テキサスリグ”に興味を持ちだし、レイドジャパンのバトルホッグを購入。”バトルホッグ”で検索して貴殿のHPにたどり着きました。読んでいるととても勉強になりました。
私が購入したのは2.6inchTENAGAEBIです。小さすぎたかなぁと思いましたが、頑張って釣りあげていきます。
それと、恥ずかしながらお尋ねしたいのはシンカーを止めるのは何を使用されていますか?自身は爪楊枝の先を入れて折って使用しています。
>ryuusuke matsumotoさん
コメントありがとうございます。
記事が少しでもお役に立てたようで嬉しいです!バトルホッグでナイスなバスをゲットしちゃってください^v^
シンカーストッパーは爪楊枝を使用されているんですね!
僕はテキサスシンカーを止めるのには「シンカーストッパー」という商品を使用しております。
アマゾンで「テキサスストッパー」で検索するとたくさん出てきますよ〜。
テキサスストッパーは便利&シルエットも美しくなる!って感じで、非常にオススメでございます。