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コラム:高級タックル派からコスパタックル派に移行して感じたこと

 

ここ最近はシマノのゾディアスシリーズがお気に入りで、ほぼゾディアス一式でタックルを揃えるようになってきている。
今まではある程度値段が張り、それでいてデザイン性だとか所有感を満たせるような、いわゆる「ハイエンドモデル、高級タックル」を中心に道具選びをしていた。
しかしあるとき、ふとこんなことを思った。

 

「タックルに金かけたってしょうがなくない?」

「新しいことを試したいから新たにタックルが欲しい。けど高いしなぁ…って、なんでわざわざ高いタックルを揃えなきゃいけないんだ?安いのでよくない?」

「俺、タックルの使い方めちゃくちゃ荒いんだし、むしろコスパ優先でタフな道具にしたほうがよくない?」

「高級タックルは傷とか管理とか気を使うのがかったるい」

 

こんな感じである時からゾディアスとか中古の古いメタニウムとかを買うようになってきたのだが、高級タックルを手放すことで自分の薄汚れた見栄や価値観が一掃されたような気がする

技量とタックルが伴っていない自分が消え、残ったのは真実の自分。普通の自分。
至って普通のアングラーで、どこにでもいるような人間。
特別にうまいわけでもなく、ド下手くそなわけでもない。

 

そんな”普通の自分”があんまり好きではなくて、受け入れられなかったのかもしれない。
だから高級タックルで見栄を張って、自分を凄いアングラーであると取り繕っていたのかもしれない。
ハイエンドモデルを持つことで「自分は他のアングラーとは違う。俺は本質が理解できているすごいバサーなんだ」なんて風に、自分は特別な人間であると酔っていたんだと思う。

 

自分が特別な人間であると思い込みたかった。だからハイエンドな道具ばかりに目がいっていたのかもしれない。まるでブランド物を身にまとって着飾る人みたいに。

ゾディアスのようなコスパが高いロッドを使っていると、こういった邪念や我みたいなものが減り、残ったのは純粋な「釣りを楽しむ」という気持ち。
釣りを楽しむのが目的だったはずのバスフィッシングが、ハイエンドタックルを何本も所有することで、大切な何かを見失わせることに繋がっていたのかもしれない。

 

釣り中、ボートにタックルをぶん投げたりしてもタフで折れない強いロッドのゾディアス。
僕みたいに大雑把で道具をラフに扱う人にはとても向いているロッドだと思う。

 

 

______

 

薄々感じてはいたが、というか当たり前なのだが、高級タックルを揃えたところで魚が釣れるわけでもないし、技術が高まるわけでもない(精度とかはあるかもしれないが)。
高級タックルは所有感を満たし、何だか自分がとても能力の高いアングラーであるんじゃないかとすら錯覚させてくれる。まるでちょっとした麻薬のようだ。高級タックルは麻薬。自分を立派な人間だと錯覚させてくれる魔法の杖みたいなものだ。

 

今まではノリーズのロードランナーや、シマノのワールドシャウラを中心にタックルを揃えていたが、ゾディアスやブレイゾンみたいなコスパの高いタックルを使うようになってから、色んなことに気がついた。

 

・道具に惚れて、愛する道具を使って釣りを楽しむのも有り。安くても高くても、要は自己満足の世界。

 

・タックルには金をかけず、その分釣行日数を増やして腕を磨くのも有り。

 

・実は釣り場で出会う多くのアングラーは、ハイエンドなタックルで揃えている人は少ない。ミドルクラス(2〜3万円くらいのもの)が多い。

 

・高級タックルで見栄を張ろうとしていた自分の浅はかさに気づく。

 

・ハイエンドタックルで揃えてはいるものの、豊富な知識と技量が噛み合っていないアングラーになっていた自分に気づく(ゲーム用語でいうところの”脳内元帥”。知識だけは立派で、技術が伴っていない人のことを指す)。

 

・「安いタックル持ってると、バカにされるかもしれない」とビビっていたが、他のアングラーは自分のタックルなんてジロジロ覗いたりしない。というか見向きもしない感じw見栄を張るなんて馬鹿らしいなと思った。好きな道具使って自己満足でOK。

 

・「高い、人気、売れているタックル=良い、結果が出る」わけではない。

 

 

見栄、我、欲、承認欲求、恥、賞賛、他人からの評価。

コスパ重視のタックルをメインにすることで、こういった余計なものを手放すの良いキッカケになった。

とりあえず上手になるまでは、安いタックルでも十分だということがわかった。もう無理しないで安いので揃えていくことにする。

等身大の自分になった気がして、気持ち的には凄く楽。でも高級タックルも好き。この狭間で揺れ動く。この揺れ動く気持ちを堪能するのが趣味の世界だったりするのかな。

 

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このブログは残しておきますので、今後もご活用ください。



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