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年間360日釣りをし、355日ボウズを2年続けた私。釣れるようになった理由を考察していきます。

僕がバスフィッシングを始めたのは中学生の頃でしたが(メガバスブームの頃)、途中ブランクがあり、今から4年くらい前に復帰しました。
バス釣りを始めたての頃は毎日のようにバス釣りに行き、1〜2年間くらいボウズだったのは今でも覚えていますw

ブランクから復帰当初は体調を崩して仕事を休養していたということもあり、社会復帰も兼ねてバス釣りを年間360日くらいやってたのですが、それでも釣れたのは年間で5本くらいでした。本数にすると、初年度は3〜5本くらいでしょうか。まぁ大分しょぼいですねwどんだけ下手くそなんだっていう話なのですが、それを2〜3年続けていました。

 

膨大な釣行数をデコりまくってきたのですが、3年目くらいに差し掛かったあたりから、自分でも「あれ?何か急に魚が釣れるようになってきたぞ」と実感できるくらい釣果が伸びていきました。
今回は、「全くバスが釣れなかったバサーが、どうして釣れるようになってきたのか」を考察していきます。

僕も釣果自体は現在も大したことはないのですが、ボウズ続きで心がくじけそうな方や、思うような釣果が出ずに成長できない方は、参考にしてみてください^v^

 

 

 

1年前(先日)やった釣りを繰り返さないようにした

「去年はこの状況のとき、スピナベを巻いてデコった。だったらテキサスのカバー打ちを徹底してやり込んでみたらどうなる?」
「先日はテキサスやりまくってデコった。ならチャターベイトでやってみたらどうだろう」
「去年はこの時期にカバーでテキサスに食ってきた。ならラバージグでやったらどうなる?」
「先日は風があるときにあのエリアで釣れた。では風がない日で○○をあのエリアでやったらどうなる?」

 

こんな感じで、「こうしたら、どうなる?」を日々検証していきました。こうして書いてみると何かの研究員みたいですがw、バス釣りは研究っぽい趣味だったりもするのかもしれませんね。
性格的にもこういったトライ&エラーをすること自体が苦ではなく、むしろ日常的に行なっているようなタイプなものですから、これを2年間ほぼボウズ状態で取り組むことは苦しくありませんでした。

 

仮説→検証→結果

 

これをひたすら繰り返しているイメージで釣りに取り組んでいたように思います。
1年前に行った行動(デコった行動)と同じことはやめる。釣れないなら釣れないなりに、データ集めを楽しんでしまおう!みたいなノリですねw

 

こんなことを2年間アホみたいに繰り返していたせいなのか、3年目くらいからは「この時期はこういったアプローチで魚が食ってくる確率が高い」みたいな感覚が少しずつわかってきたのかもしれません(俗に言う”引き出し”というやつでしょうか)。

 

 

 

 

考えて、意識して釣りに取り組んだ

「風があの面に当たっているから、あっちに行ってみよう」
「じゃあ、風裏はどうだ?」
「ブレイク付近はどうなんだろう」
「着水音は大きいほうがいいのかな?小さいほうがいいのかな?」
「ルアーを通すコースはこれでいいのか?」
「水温は○○か…。去年のこの水温のときは、魚はどんな行動していたっけな?どんなエリアがよかったっけ?」
「ブルーギルがいるなぁ」
「エリアを意識して立ち回ってみよう」

 

こんな感じで、現場で感じたことをリアルタイムで広げていって、様々な角度からアプローチしていったりしました。

 

「とりあえずこのルアー投げたい気分だから投げとけ」みたいな投げやり(気分?)で釣りをしたのは数えるほどだったと思います(今でも気分で投げたりしますがw^v^;)。これはこれで楽しいんですけどね。引き出しが増えるか?という観点で見ると、正直微妙だったりするので際どいところです。

思考停止せず、何かしらを意識して考えて、適当な釣りをしないようにしました。1キャスト1キャストを丁寧に、内容のあるキャストを心がけていました。すると3年目くらいからボチボチと釣果が出てくるようになってきたのです。
わりとストイックな取り組み方だったかもしれませんが、最初からフィネスに走らずに好きな釣りだけやってたので楽しかったです^v^

 

前述したほとんどの試行錯誤は失敗に終わったのですが、アホみたいな日数デコりまくっていると、「こんな日はコレやっちゃ釣れないんだよな」とか、「こういう日はこんなエリアが有望だったりするんだよな〜」みたいなことがわかってきたからなのか、バスを釣る確率が上がってきた…といった感じですね。

3年目くらいから釣れ始めるようになってきたのは、「状況判断の引き出し」みたいなものが増えてきたからなんじゃないかと思っています。僕はまだまだその精度が低いですし、レンタルボートとおかっぱりではアプローチ自体変わってくることもあるので、日々精進って感じです。

 

 

 

 

 

同じ釣りを1年間通した(縛りプレイ)

バスフィッシングを再開してからはほぼボウズの日々を過ごしていたわけですが、「このままじゃいつまで経っても上達せんぞ!」と焦っていた時期がありました。そんな中、腕を磨くためにとった苦肉の策があったのですが、それは

 

「1年間、同じルアーだけを使い続ける」

 

というものでした。

 

どのようなルアーを1年間使い込めばいいか検討する際に参考にしたのは、「トーナメンターが必ず使っているルアーであること」です。
一流のトーナメンターが使っているルアーのジャンルは必修科目と理解し、逆に彼らの使用頻度が低いルアーのタイプは切り捨てる。「プロが一番多く使っているルアーだけ1年間投げ続ければ、さすがに少しは上達するんじゃないの?」的な安易な考えですねw

 

僕はトーナメンターになりたいわけではありませんでしたが、「とりあえず1個だけ選ぶとしたら何が適当か?」を考えるにあたり、トッププロの愛用しているルアーを使い続けることが、上達への近道であり王道かな、と思いました。
トップトーナメンターの釣りを参考にして彼らの釣りを研究していると、”とあるルアー”だけは使用頻度が高いことに気づきました。

 

それはクランクベイトでもトップウォーターでもなく、チャターでもなくラバージグでもありませんでした。
そのルアーは何かというと、それはスピナーベイトでした。

 

・根がかりにくい。
・キャストしやすい。ミスキャストしてもすぐ外れる。
・魚を探すテンポが早い。

 

という点を見事にクリアーしている優秀なスピナーベイトは、まだ魚を探す能力が低く、キャストが下手くそな僕にはとても向いているルアーでした。そして何よりスピナーベイトは「投げていると1番カッコいいルアー」でもありましたw

 

こういった経緯で、僕は「スピナーベイト縛り釣行」を何度も決行し、多くの日数をデコりまくってきました。
多分340日くらいはスピナベだけ現場に持っていって「スピナベ縛りプレイ」的な釣行を重ねてきたと思います。とても面白いですよ、ドMプレイですがw

 

そのおかげで、「こういう日はスピナベは効かない」とか「こういう日はスピナベはアリでしょ!」みたいなことを意識できるようになってきました。
まだその精度は甘いですが、こういった経験が今の釣果に繋がっているんじゃないかと思っています。

※ちなみに2年目くらいからはテキサスリグをやり込みました。

 

 

 

 

自然を読む癖をつけた

バス釣りに取り組み始めた当初は、水温だとか風だとか、天候や地形、水の流れ等々の「自然を読む」というところまで意識できずにいました。
雨が降れば流石に気にしたりしましたが(雨だとよく釣れますよね)、1〜2年目くらいまでは自然の流れを感じて釣りをする能力が乏しかったと記憶しています。

 

さすがに3年目くらいにもなってくると、「そういえば、あの日に釣った魚も風の強い日だった」とか、「雨が降っていた、風が当たっていた」とか「暖かい日だった」みたいな過去の経験が役に立ってきたのでしょうか。過去に体験した同じような天候条件で、同じようなアプローチをするとバスが反応してくれる…みたいな、いわゆる「再現性のある釣り」ができるようになってきました。

 

必ずしも100%の確率で再現できるわけではないのですが、こういう経験を繰り返すことが上達への近道だったりするのかもしれませんね。

 

 

 

 

魚の行動を意識していった

3年目にもなってくると、水温がバスの動きとめちゃめちゃ関係していることに気がつくようになりました。だいぶ気付くのが遅いのですがw
ブラックバスという魚のシーズナルパターン、季節毎の行動が何となく見えてくるようになり、それに合わせて釣り方を変えていくと釣果が上がる、といった体験が増えてきました。

 

〜冬の魚は水温が暖かくなると少しずつ元気になってきて、春になるとスポーニング(産卵)の準備をしたり、産卵行動をしたりする。6月に入った頃くらいからまた元気になってきて、ルアーを追うように回復する〜

 

みたいなセオリーを実際に体験して肌で感じることにより、少しずつ対応できるようになってきたのかもしれません。

 

バス釣りを始めた当初は、年がら年中、

・とりあえず魚がいそうな障害物(カバーとか)を打つ。
・反応がないからワームを使う。
・とりあえず広範囲をサーチ!っていう具合に適当にソレっぽいエリアで遠投する。

こんなことを何とな〜く繰り返していました(今もあんまり変わってないですがw^v^;)

 

 

【「魚が居る雰囲気っぽいスポット」に何となくセオリーっぽいルアーを投げたり、好きなルアーを投げたりする】

っていう超アバウトな釣りから多少進化していき、現在は

 

【季節的にはこういうエリアを選択していくのがいいかも。魚はたぶん○○な状態かもしれないから、その魚に対して○○なアプローチをしていこうかな】

 

みたいな感じに変わっていきました。

 

何も考えないで障害物を打つアバウトな釣りから、「それなりにセオリーやパターンを意識する」っていうレベルにはなってきたのかなと。
まぁまだそのレベルも大したことないのですが、経験年数を重ねていくことによって、もっと高度なことができるようになっていくのかもしれませんね。

 

 

 

 

タックルバランス、キャスティング精度を高めていった

1年、2年、3年とバス釣りの経験年数が増えていくと、自ずとキャスティング精度も上がっていきました。
僕は「キャスティング」という行為自体を溺愛しているので、キャスト練習にも楽しく取り組むことができました。

また、無駄にタックルバランスとかにこだわっていたので、「こういうタイプのロッドには、これくらいの重量のリールが合うっぽい」的なことも学ぶことができました。
1年目くらいのときは短いロッドにすっごく重いリールをつけて投げていたのですが、とてもやりにくかったりした苦い思い出もありますw

適材適所のタックル選び、バランスやキャスティング感覚を磨けたことも、長い日数かけて釣行を続けた恩恵かもしれません。

たくさんの無駄金を使って自分に合うようなロッドに巡り会えたのも大きいかもしれません。自分に合わないタックルを使い続けていると、キャストが決まらなかったりバラしが多かったりして凹みがちなので、この辺のことも注意していきたいですね^v^

 

 

 

 

まとめ

さてさて、色々と考察してみましたが、全ての項目に共通していることは「考えながら(意識しながら)取り組む」ということでした。バスプロの話を鵜呑みにしないで自分なりに試行錯誤し、楽しみながら(ときには苦しみながら)取り組んでいった結果が、現在の釣果に繋がっているのだということが見えてきました。

最近僕が釣りをしていてボウズを食らったときに感じることがあります。それは「ボウズだった(思うような結果が出なかった)とき、それを放置せずに対策をとるということがとても大事である」ということです。

思うような結果が出ないときは、自分が間違った行動をしているか、相手(自然、魚)のコンディションが悪かったのか、自分が全く見当違いなことをしているのか…みたいに、ボウズを放置せずに向き合い、そして対策(解決策)をとって何度もトライしていく。やっぱりこれが大事なんだろうなぁと。

経験の積み重ねを行うことによってバス釣りって上達していくんだな〜と実感しています。

 

 

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このブログは残しておきますので、今後もご活用ください。



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