フットエレキでボートフィッシングを始めてから二ヶ月ほど経ちました。
フットエレキ購入当初は自分でちゃんとセッティングできるか不安があったり、そもそも魚が釣れるのかすらわからず、自信がありませんでした。
まるで、明かりの照らされていない暗闇の海を、目標もないまま当てもなく彷徨う船に乗っているような感覚。
その道中、たくさんの”情報”という誘惑に惑わされながらも、多くの人に助けられつつ、何とか自分なりにソレっぽい航路を見つけて舵を取って進んでおります٩( ‘ω’ )و
さて、僕がボートの釣りをやっていて思うのは、「おかっぱりとボートは別ジャンル」だということです。
いや、全部が違うというわけではないんですけど、「おかっぱりと同じように取り組んでいたらダメっぽい」ということを感じています。
おかっぱりは釣りができる場所が限られています。
ルアーを通すコースにも限界がありますし、狙えるスポットも制限がある。
天候の影響で釣果が上がったり落ちたりすることなんて日常茶飯事。
おかっぱりは「制限された中で、どれだけ自由を見つけられるか」みたいな、ある意味で”縛りプレイ”に近い印象があります。
ただ、足場が安定していることはバス釣りをやる上でめちゃくちゃメリットだったんだな…と、最近になってわかりました。
おかっぱりに比べ、ボートの釣りは”無制限”。
ルアーを通す角度や水深、コースまで自由自在。アングラー側の裁量によって釣りの内容がガラっと変わる。
フットエレキを操って、バスにプレッシャーを与えないようにするために立ち回る「操船」という技術も必須。これは、おかっぱりでいうところの”足音、影、バサーの姿を見せない”に相当する部分なんじゃないでしょうか。
天候が良かろうが悪かろうが、ボートとルアーを自由に操ってどこにでも行けることができる。そして、自分の力で「どうにでもなる」のが、ボートの魅力であると感じています。
「僕たちはどこにでも行けるんだ!何をするのも自由なんだ!」というフリーダムでロマン溢れる要素がボートフィッシングにはあるように思います。
しかし、自由であるからこそ「選択肢がありすぎて何をすればいいのかわからない」という葛藤を生み出すのも、またボートフィッシングの悩ましい点なのかな、と^v^;
Mr.Childrenの曲の歌詞にもありましたが、
”いくつもの選択肢と可能性に囲まれ
探してた 望んでた ものがぼやけていく”
ボートフィッシングの大きな特徴はコレなんじゃないでしょうか。
また、ボートはある意味で「巨大な管理釣り場」みたいな印象もあります。
自分で考えて、自分で何とかしなくちゃ釣れない。 自分で考えて解決するってことが苦手な僕は「バス釣りは俺みたいなバカには向いてないのかもな…」と落ち込んだりすることも多々ありますw
でも、「バカならバカなりに、何か方法があるんじゃないか」と試行錯誤する気持ちを受け止めてくれるのも、ボートフィッシングの魅力なのかもしれないな〜とも思ったり…。
また、ボートフィッシングには「今日はタフだったからダメだね」という言い訳ができない。釣ってくる人は釣ってくる。逃げ道がないのです。
「ちょっとボートはストイックすぎるかな…」と逃げそうになる自分。
「いや、まだ方法はあるはずだ」と向き合う自分。
簡単に心が折れて、自分の弱さに気付かされたり。
結果が出て、急に浮かれて自信過剰になったり。
バスフィッシングは、まだ見たことのない自分と出会うことができる素敵な遊びだと感じています。
こんなにも真剣に向き合うことができるバスフィッシングと出会えたことに感謝です(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
「入っている魚をどう釣るか」がおかっぱり。
魚を追いかけるには不自由。
「食い気のある魚と、どう出会うか」がボート。
湖の上を無限の自由さで駆け回り、やる気のある魚と出会う。
…ん?なんかちょっと例えが違うかも…??(笑)
フットエレキを始めてからまだ二ヶ月しか経っていないので、双方の違いについてはまた変わるかと思います。
少なくとも、コレだけは間違いなく断言できるっていうことがあります。
それは、
ってこと。
レンジ感覚とかコース取り、エリア選択や天候の読みの精度を上げるには、ボートフィッシングは必須なのかなと思っています。
この前久々におかっぱりをしたときに、自分が無意識に「レンジ、水質、コース」等々を考慮していることに気づきました。
「あ、これはボートフィッシングのおかげだ」と感じさせられた出来事でした。
もっと上手くなるために。
もっと楽しむために。
他の釣り方や考え方を体験してみると、更に自分の釣りが発展していくのかもしれませんね(╹◡╹)
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