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釣行記:相模湖で田辺哲男氏と出会う。あまりの神々しさ(怖さ)にビビる。神のキャストを見て思ったこと

 

先日、相模湖に釣りをしに行ったときの話。

結果だけ先に言うと、2バイトノーフィッシュ。 ビッグベイト(ジョイクロ)に2バイト。2匹ともノらずっていう切ない結果だったんですけど、バイトシーンが見れたんで僕的には大満足でお腹いっぱい。

で、今回の相模湖釣行でちょっと”ある人”と出会いまして。 …つーか、タイトルですでにネタバレ感満載なんですけど、とりあえず聞いてやってくださいw (タバコのポイ捨て事件でも時の人ではあるんですが、このときはその話を知らなかったっす)

 


■神を見た

 

いつも通りレンタルボート屋さんでバーっと準備して、のんびり釣りしてたんですよ。「雨も降ってるし、ビッグベイトでもやるか」っつって、ガンガン投げてたんですわ。乗らないんですけどバイトもあったりしたし、めっちゃ楽しんでたんですね。

上流に向かうエンジンボートとかもいたりして、しかも僕のボートを横切るときはスピード落としてくれたりして。
相模湖はわりとそういうマナーは無法地帯というか、みんながマナーを守ってるって感じではないな〜何て思ってたんですね。

だから、そういう風にマナーしっかりしてる人を見かけると「わ〜、素敵な人だなぁ」なんて風に思っちゃうわけです。 その日に出会った人に対しても、めっちゃ良い印象を抱いてたんです。「中年以降の男の人がマナー守ってるってカッコいいよなぁ」みたいな。

で、しばらく釣りを進めてたんですけど、対岸の方でキュルキュルキュルって音が鳴ってるんですね。ふっと後ろ振り返ってみると、なにやらバズベイトを巻いてる。 「バズベイトでガンガン攻めてる人がいるなぁ。やっぱハードベイトで巻きまくる人ってカッケーなぁ」なんて思いながら見てたんです。

 

しばらく見てると、なんかどこかで見たことあるような気がするなぁ〜、みたいな不思議な感覚があったんですね。キャストフォームとか、格好とか、そういうのがアノ人に似てる。「あの人のファンの人かな?」とか思って、まぁとりあえずはその場は後にして、自分の釣りを進めてたんですよ。

 

またしばらくして、自分の釣りをバーっとやってたんです。するとまた、後方のほうから音がする。今度は喋り声。「何あの人1人でペラペラ喋ってんの?アッチ系の人なの?」とか思って見てたんです。すると、やっぱりどこかで聞いたことのある声だったんです。

二人乗りで二人乗ってるのに一人だけしか釣りしてないし、後ろに座ってる人はカメラ持って写真とか撮ってる。 釣りしてる人はスピナーベイトをめっちゃタイトにキャストしてるし、その速度もやばい効率的なんですよ。

「あの人うまくね?」なんて思って興味が湧いてきたんで、少し近寄ってみたんです。 さすがにあんまり近寄るのは邪魔になるんで、大移動しますよ〜ちょっと横切りますよ〜みたいな空気だして、こっそり近いてみたんですね。

 

で、ふっと気が付いたんです。

 

「あ、やっべ…田辺哲男だ…」

 

生きる伝説「田辺哲男」を目撃。

もうね、完全に盗撮です。すみません、マジで話しかけられなかったんですww;v;

 

でね、ここで普通なら「きゃー!あの田辺さんが私と同じフィールドで釣りをしているわ〜!抱いて!」みたいなことを思うんですよ。

でもちょっと待てよと。ふっと”あること”を思い出したんです。

あの人についてはあんまり良い噂を聞かないんだよな…。

 

ネットとかだと「田辺さんは人間嫌いで癖の強い人だ」だとか、DVD見てると若手のアングラーに対してはすっげー厳しいような発言をしていたりするのを目撃してたんで、僕の中の田辺像はあんまり良いものを持ってなかったんです。

もちろんそんなものは上っ面だけのものでしょうし、実際に会って話をしてみたらめっちゃいい人かもしれない。 でも僕はわりと”田辺信者”だったりもするんで、僕の中にある田辺さんに対するイメージを崩したくなかった(「神」とか言っちゃってる時点で完全に崇拝しちゃってる感じ丸出しなんですけどw)^v^;

だって、もし実際に話してみたら「こいつ、マジでクソみたいな人格してやがるな!もう二度と会いたくねぇ!」なんて思っちゃったら、ロードランナーすら使いたくなくなっちゃいそうで怖かったからw だから今回は話しかけないで、そっとしておこうと。

僕の中にある「田辺哲男」のイメージが崩れないように…。

…もう完全に崇拝しちゃってるww

んで、その後もしばらく釣りを続けていったんです。

 

※この日の時点で、僕はタバコのポイ捨ての件について知っていませんでした※

 

■上手い人は手数がヤバい

 

同じエリアで釣りをしてるので、どうしても”他のアングラーとバッティング”なんてことが起きちゃう。相模湖といっても、琵琶湖みたいに広大なフィールドじゃないですものね。攻める場所って大体決まっちゃっているんで。

だから必然的に、田辺哲男さんとは何度もすれ違うんです。 その度に田辺さんのキャスティングをリアルに観察できたんですけど、やっぱ僕みたいな一般レベルの実力とは天と地ほどの差があるな、と。素人のドブスと北川景子くらい違う。コンピューターおばあちゃんと認知症のババァくらい違う。

 

僕がわりと頑張って10投くらい投げる距離の間に、田辺さんは20投も30投もしてる。 「これが神のレベルなのか…」と感じつつ、話しかけるなオーラを神々しさすら感じてしまう!。もう集中しまくってゾーンにでも入ってるんじゃないかってくらいのオーラを放ってるし、話しかけるなんて絶対無理wあんなん怖くて話かけらんね〜っすw\(^o^)/

 

「あのレベルになるにはあそこまで出来ないとダメなのかもな…俺ももっと頑張ろう!まずはウェアから入ろうかな!」なんて我が身の行いを反省しつつ、また自分の釣りを進めていったんです。

で、お昼になったんで昼休憩と昼寝をしまして、また釣りを再開したんですね。 「午後は魚が多かったエリアでキメよう」と思って、さっき田辺さんがいた付近に戻ったんですよ。

したら、まだそのエリアに田辺さんがいる。 最初に田辺さんといたエリア付近を、しっくり丁寧に、粘って釣りしてたんです。

「えええぇぇぇぇっ!?やべーな田辺さん!あの人まだあのエリアで粘ってハードベイト巻いてんの!?」

噂によると、田辺さんは昼飯を抜いて釣りを続けることもあるそうで、それは都市伝説ではなさそうな気さえした。 あれくらい巻ききれるから、ハードベイトの達人になれるんだろうな〜と学ばされた出来事でした。

やっぱりプロとかって、一般人がわからないくらい努力してるんだな〜すげーな!!

 

そうそう、タバコのポイ捨ての件もあって話題になっている田辺哲男さん。僕はまだあの人を応援していますよ。この件についてはまた後日書きま〜す。

 

ご観覧ありがとうございました(๑╹ω╹๑ )

 

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