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ロードランナーヴォイスLTT680Hインプレ。本物を知るなら、本物を使うべし。

 

 

最高のフィーリングを感じながら、ロッドの曲がりを楽しみ、快感に浸る。

誰にでも簡単に扱えて、リーズナブルなロッドで「お買い得感」に浸り続けるままで満足なのか。

わたしは、常に最高の感覚を味わえるキャスティングをしたい。

だからわたしは、ロードランナーにたどり着いた。

 

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この記事では、ノリーズのロードランナー ヴォイスLTT680Hについて書いています。

 

試用期間は数ヶ月、そして掛けた魚は0。ぶっちゃけゼロである。わらい。
なので、「このロッドは40アップくらいの魚ならぶち抜き可能です〜」なんてことは書かない、というか書けない。

 

では、なぜLTT680Hのインプレをこうして書いているのか。
答えはシンプル。
このロッドが好きだから、です。
キャスティングが超絶気持ちいからです。
ワールドシャウラも抜群に気持ちいいロッドですが、ロッドの「曲がり」を楽しむのであればロードランナーのほうが上。

 

とりあえず前置きはこれくらいにして、本題のロードランナーヴォイスLTT680Hのインプレッションを書いていこうと思います。

 

※スペックは省略します。
ロッドについての詳細が気になる方は、記事最下部のノリーズ公式サイトのリンクからチェックしてみてください。

※LTT680MHと比較していますが、僕は680MHは所有していません(そのうち買うかもしれませんが…)。
「あぁ、これより下はMHだな」と感じたフィーリングと想像で書いています。

 

 

 

■気持ち良いルアーウエイト範囲

 

ロードランナーといえば「気持ちよくルアーウエイトを感じてキャスティングできるロッド」として有名ですが、僕自身、ルアーをキャスティングする行為自体が大好き。
ですから、ロッドを購入する際にはこういった感覚を大切にしています。

そこで「世間はスペック、スペック言うけれども、実際の使用感はどうなのよ?」という疑問を解消するべく、様々なルアーをロードランナーヴォイスLTT680Hで背負ってみました。

 

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5g程度のネコリグから、上は40g弱まで試した結果、このロッドで一番「気持ちいい」と感じたルアーウエイトは

 

【1oz前後】

 

もっと具体的に言うと、30g〜33gあたり。
フィッシュアローのビビッドクルーズ150(30g)だとか、ジョインテッドクロー改148(33g)のような、1ozちょい上くらいのルアーをキャスティングするのがめちゃくちゃ気持ちいいと感じます。

もちろん、それ以上のウエイトでもキャスティングは余裕で可能。
体感的には限界で2ozくらい。

投げることは可能だとしても、ルアーウエイトが40g超えてくるとしんどくなってくる。
なので、個人的には40g以上のルアーは決して”快適”とは言えない。

 

ですが、1oz前後のルアーならば、「サイドキャストで高精度なキャスティングを、エクスタシーを感じながら行える」というのが、このロッドの醍醐味だなーと感じています。

7gテキサスシンカー(7〜10gラバジ)+7〜10gウエイトのトレーラーとかも抜群に気持ち良い。最高の操作感を楽しめる。カタログにも書いてありますが、エスケープツインの7gテキサスのピッチングとかはホントヤバイ。

 

では逆に、軽いルアーの投げ心地はどうなのか。

 

 

■軽いルアーへの適性は?

 

結論から言うと「15g以下のルアーを投げるなら680”MH”のほうが向いている」と感じました。

 

※田辺氏は「ルアーウエイトではなく、フックサイズでロッドを選べ」と言っているが、ここでは無視。完全に「キャスティングが気持ち良いか、そうでないか」を基準にしているので※

 

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15gより上なら快適。そして逆に、それ以下はストレスに感じる。
(ちなみにリールは、スティーズSV、タトゥーラ、メタニウムDCを乗せて実験しました)

 

売れっ子バサーが行うような「3インチクローワーム+5gテキサスシンカー」を快適にピッチングしたいのであれば、悪いことは言いません。680Hを選ぶのはやめておいたほうがいいでしょう。

足元に落とすような釣りやピッチングがメインならまだしも、サイドキャストやオーバーヘッドキャストも使うのであれば、総重量が10g程度のルアーは投げれたもんじゃない!(投げられるけど、ちょーストレス)と思いました。

 

しかし、もしあなたが「4インチクラスのワーム(7g〜10g程度)+7g〜10gのテキサスシンカー」が目的で680MHか680Hで迷っているのであれば、僕は間違いなくLTT680Hをお勧めします。

友達に借金してでも、ローン組んででも、中古で手に入れるのでもいい。
15g〜40gの範囲で”気持ち良いロッド”を選ぶのに悩んでいるのであれば、僕は「ヴォイスLTT680Hを手に入れるべきだ」と断言します。

 

僕は(このロッドが好きなので)何度でも言います。

 

・「15g〜」のルアーをピッチングなどのカバー打ち
・1oz前後のルアーをメインにしたい

このようなヘビーバーサタイル的なスタイルを行うのであれば、ロードランナーヴォイスLTT680Hをお勧めします。
ノリーズのプロスタッフでもある伊藤巧氏にも直接聞いてみたことがありますが、「5gシンカーのテキサスならば680MHを選ぶ」とのこと。

 

 

■LTT680Hで巻物は?

 

またまた伊藤巧氏のお言葉をお借りすることになりますが、「3/8oz前後のルアー、5gテキサスを使うならばLTT680MH」。
これには僕も同意見。

 

もし「10g前後のハードルアーも投げたいんだよね〜」と思っているのであれば、680MH。
だが「1ozちょいのルアーを快適に投げたい」のであれば、680H。

 

1oz程度のスイムベイトや大型プラグを使用するなら、LTT680Hは最高。

 

 

■LTT680MHとの比較一覧

 

・3/8ozのスピナーベイトなどの軽いハードルアーも投げたいなら680MH。
・25g〜40gの重いウエイトのルアーを”快適に”投げたいなら680H。

 

・1/2ozスピナーベイトなら680MH。
・1/2ozチャターなら680H。

 

・5gシンカー+3〜4インチのワームでテキサスするなら(ライトテキサスするなら)680MH。
・7g〜10g+4〜5インチワームでテキサスするなら680H。

 

・ヘビーカバーに打ち込むなら680H。カバーの手前にポンポンと落とすだけなら680MH。

 

・15〜20gのシャッドテールワームをメインに使いたいなら680MH。
・1oz程度のスイムベイトがメインなら680H。

 

・ヘビーバーサタイルなら680H。
・「絶対に1本だけしか持っていけない」のであれば、680MH。あるいは650M。

 

・おかっぱりで「1本で全てやりたい!」ならば680MH。
・2本以上持っていく。あるいはボートもやるなら680H。

 

 

 

■まとめ

 

なんか680MHと680Hの比較が中心の記事になってしまいましたが、ロードランナーヴォイスLTT680Hのインプレは以上です。

 

ロードランナーはロッドの中でも価格が高いほうなので購入するのに迷ってしまいますよね。僕自身も死ぬほど悩みました。
LTT680Hを買うときに「もし失敗したら嫌だな…」と迷うこともあるかと思います。

数多くあるネット情報に振り回されて「もうロッド選びが辛い」と感じているあなたへ、最後に1つだけお伝えしたいことがあります。
それは

【ロードランナーを選んで失敗することはない】

 

ロードランナーがつぶしが効く(使用範囲がめちゃくちゃ広い)ってのもありますが、なぜ「失敗がない」のでしょうか?

 

それは、使ってみないと発見できない。
自分が使っているロッドが最高のロッドなのか、あるいはゴミ屑みたいなロッドなのかを知るには、最高のロッドを使ってみるまで理解できないのかもしれません。

 

自分自身にピッタリとハマるロッドを使わなければ、見えない世界があるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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このブログは残しておきますので、今後もご活用ください。



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