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釣行記:DIE減水中の三島ダム。誰だ!三島ダムがイージーとか言った奴は!

 

2018年10月18日三島ダム 

感動する魚

 

 

三島ダムに行ってきた。
釣果は3本。最大が42cm。納得のいく釣りができた。

 

 

三島ダムはダムの漏洩による影響で大減水中。
年内は工事が終わる予定はないらしく、しばらくはこの状況が続くみたい。
もともとがそんなに大きいフィールドではないので、減水の影響で規模がかなり縮小されていた。

それに伴い、人口密度もかなり高い。
どこに行っても他のアングラーがいたり、減水してむき出しになったシャローフラットにはおかっぱりがいたりと、ほとんどの場合は誰かとバッティングした。
年内はこういったことが続くだろうから、また行くとしたら来年以降になると思う。

 

 

 

水温は20℃。

午前中はまず湖を一周してみようと思い、フィネスを軸にエリアやフィールドの印象を見て行くことにした。僕にとっては新しい釣りである「ダウンショット(ヘビダン)」を軸に釣りをしてみようと試みた。

三島ダムは「ヘラ師の聖地」とのことで、多くのヘラ師を見かけ、よさそうなポイントにはヘラ師が集まっていた。
ことから、「なるほど、そういうことか」と思った。

 

ダウンショットやスピナーベイトで色々なエリアを流しながら見ていったが、水位が平常時はかなりのカバーワールドなフィールドであると見て感じた。
大きなレイダウンやティンバー、枝が無数にあることが見て取れたので、満水時にはヘビーロッドは必須だな、と思った。

しばらく釣りを続けていくと、小さなワンド状になっているエリアに入った。規模の大きなカバーが点在している。
すでに打った後のバサーが側で休憩していたので、一声かけて打たせてもらうことにした。

 

そこで1本釣ることができた。

 

 

カバーとシャローと、ちょっとしたブレイクが絡んでいるようなスポットで、ネコリグに反応。
2mくらいのところでシェイク中、「ぬーん」というようなバイト。一瞬根掛かりかと思って引っ張ってみると動いたのでビックリ。

 

多くの先行者達が打った後でも、何かしらの条件が合えば口を使ってくれるのがブラックバスという魚だ。
「なんとも不思議なものだな。プレッシャーなんて言葉は嘘みたいだなぁ」などと思いつつ、食う理由とかキッカケがイマイチ理解できないでいた。

 

 

その後も釣りを続けていき、昼前あたりに岩盤と赤土の境目でスピナーベイトに食ってきた。

 

 

その前にもカバー打ちをやってみたり、クランキンだったり、もちろんスピナベも巻いてみたが反応がなかった。
ちょっとレンジを落として18gのスピナベに変えたのが功を奏したみたい。
ピックアップ直前にルアーの軌道が急浮上したときに食ってきたが、このバイトから次にどう繋げていいのかわからず、対策がとれなかった。こういうときは自分の釣りをどう変えていけばいいのだろうか。

 

おかっぱりをしていた頃はそれほど「レンジ」というものを意識していたわけではなかったが、ボートではその大切さを学ばされている。レンジ意識って超大事だな、と思った。

 

 

 

☆ヘラ師とバサー

途中、ヘラ師のボート真下を直接狙っているバサーがいた。
彼らが何を考えてヘラ師に近づいて釣りをしていたのかは理解できない。
「打たせてもらっていいですか?」と声かけして許可を得たのかもしれないが、すごい根性だなぁと思った。
ボート屋の店主にマナーを伺った際、「ヘラ師には近かないように」と言われていたから、何というか、彼らみたいな図太い性格をしたバサーってある意味すげぇ。

こんな光景を目の当たりにしたが、これは僕にはできないと思った。
「僕はマナーを守ってひっそりとやりたい善良なバサーなのだ」と自分を言い聞かせながら、自分の釣りを進めていくことにした。

 

 

 

午後になると風が強くなってきたが、夕方になるにつれておさまってきた。

午後も同じように一周まわってみたり、レンジを意識してみたけど反応がない。
終わり間際、ヘラ師がいたエリアが空いたので、空いたスポットにあったカバーでこの日最大の42cmを釣ることができた。

 

 

かなり感動した。久々に身も心も震えた素晴らしい魚だった。

 

自分が絞ったエリアと、狙ったレンジとか、そういう「根拠ある釣り」で釣れた魚はメモリアルなドラマを生む。
何となく投げて、何となく投げて釣れた魚よりも、狙って釣った魚のほうがサイズ問わず嬉しい。
マグレフィッシュより、意図的フィッシュを増やしていきたい。

 

そしてここでも、「あぁ、そういうことか」と思った。
桟橋で釣りをしていたヘラ師の横で、バサーが50アップを釣っていたのを目撃したこともあり、あぁそういうことか、と。
ここではそれがどんなことなのかは公言を控えるが、何となく腑に落ちた。

 

 

 

 

他のバサーに話を聞いてみたが、それほど釣れていないようだった。
減水して規模が縮小したフィールドに大勢が寄ってたかってルアーを投げているのだから、釣れなくなるのも仕方がないのかもしれない(僕の腕前もあるんだけど)。

「三島ダムは魚影が濃い」という話を聞いていた。
僕の知り合いのバサーも「1日で30本!40、50cmがバコバコ釣れました!」と言っていたので、余裕をぶっかまして今回の釣行に挑んだのだ。
が、その期待は大きく裏切られた。

 

言うほど魚影が濃いとも感じなかったし、ヘラ師や他のアングラーとのバッティング、人口の多さ、ロープを乗り越える労力等々を考えてしまうと、減水中の三島湖は、僕にとってそんなに魅力的なフィールドだと思うことができなかった。

しかしボート店の店主によると、「今日はこれでも人が少ない方。水が増えれば人口密度に余裕が出るかも」とのこと。
これは大減水中の三島湖の限った話かもしれないが、水位が平常に戻ったら再び訪れてみたいと思った。

 

 

 

 

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