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釣行記:亀山ダム。「強い釣りが好き」を貫くためのヒントは”フィネス”にあった。

 

2018/10/12

亀山ダム

 

水温は全域で23℃

上流はマッディ。本湖はステイン。

亀山ダムに行ってきました。
天候は雨のち曇り(亀山ダムに行くときは雨の日が多い気がする)。

 

釣果は20cmくらいの豆バスと、34cmのバスの計2本。
2本ともダウンショットです。亀山の定番、レッグワームのダウンショット。

 

今までは全くと言っていいほどダウンショットを使わなかったけど、「ちょっと深いレンジにいる、やる気のないバスを狙いたい」という思いがあったので実行しました。

 

 

 

今回から魚探を導入。一気に世界が広がりました。
(魚探の固定の仕方がわかりませんw\( ˆoˆ )/)

 

 

サイズはともかく、状況を読んで自分の狙い通りに釣る釣りがとても爽快であると感じました。
博打的にビッグベイトで食わせた魚より、狙って釣った20cmの小バスの方が達成感と満足感が高いということを知りました。

 

さて、今までは強い釣りとかハードベイトにこだわっていた僕ですが、今回の釣行でこれからの自分の釣りを変えるヒントを得ることができました。

 

それは、

「フィネスを”手段”にする」

ということです。

 

「魚を釣るためのフィネス」ではなく、「最終的に好きな釣りでハメるための手段として、フィネスを活用してはどうか」という考察。

 

 

 

☆こだわりを捨てて、さらに拘る

まずは「強いルアーで釣りたい!」というような、特定のルアーにこだわることをやめてみようと思いました。
拘りや縛りがキツすぎると心の柔軟性が失われ、新たなものを吸収するための”伸びしろ”さえ犠牲になってしまうんじゃないかと、今回の釣行で感じました。

「そんなこと言ったって、やっぱ強い釣りで釣れたら気持ちいいじゃない!」

そうです、これは僕にとって間違いのないことです。
他の方は違うかもしれませんが、迫力のある釣りで釣れたら、自分の好きな釣りで釣れたら、(少なくとも僕は)より高い満足感を得られます。

 

スピナベとかビッグベイトで釣れるならそれに越したことはありません。でも、博打的に狙うのも不満が残る。
朝イチや夕マヅメに何とな〜くシャローのそれっぽいスポットに投げて、運がよければ釣れる。ダメなら釣れない。
これだと達成感がないし、本当に自分の実力で釣っているのかすらボンヤリとしてしまう。

 

じゃあどうしたらいいのか?

狙って強い釣りをする

やっぱ、コレしかない!٩( ‘ω’ )و

では、どうしたらその地点まで到達できるのか?
そのヒントを、今回の亀山ダム釣行から得ることができました。

 

 

 

☆フィネスを”釣るための手段”から外す

”ココだ!”という短時間に全ての気持ちを乗せて、強い釣りをするようなゲームに持って行く。
自分のゲームをそういう方向へ持って行くと、好きな釣り(得意な釣り)でよりバスフィッシングを楽しむことができるんじゃないかと考えました。

 

僕の場合、1日のゲームの流れが「最終的にフィネスで狙いを絞って釣る」になっていることに気づきました。
フィネスは別にやりたいからやっているのではなく、バスの状態やエリアをサーチするのに極めて優秀だからやっているだけだったりします。

 

「フィネスはバイトを得る確率が高い」
「フィネスは魚を食わせる能力が高い」
「フィネスはあんまり楽しくない。だって比較的簡単に釣れるから」
「フィネスは退屈。だって釣れても当たり前だと感じるから」

 

僕にとってのフィネスの釣りはこんな感じ。
しかし、こんなことを薄っすら考えていたある日、ふと思いついたことがあります。

 

「…ん?
…サーチベイトってフィネスのほうがいいんじゃないの?
むしろフィネスはサーチベイトとして活用したほうがいいんじゃないの?」

 

 

 

☆定説を疑っていく

ー1日中巻物やハードベイトを投げ倒したけど釣れない。そして、ボウズ逃れにフィネスの釣りをして何とか1本。その後も数本追加して1日を終えるー

よくあるパターンですが、実はこれに関して、最近感じていることがあります。

 

なぜ、何もわかっていない状況でフィネスをやってて釣れるのか?

 

それは、そもそもフィネスフィッシングが「状況把握能力」に長けた釣りだからなんじゃないか?
むしろサーチベイトはフィネスであるべきで、食わせの”狙う釣り”がハードベイトなんじゃないか?今まで僕がテンプレ的にやっていた釣りは、実は全く逆だったのではないか?

これは単なる逆説といえば逆説ですし、上手い人はすでに実践しているかもしれません。上手で経験値の高いアングラーなら「この時期はこの辺にいる確率が高いから、いきなり強い釣りを投入して狙い撃ちする」という芸当も可能だと思います。
ですが、フィネスを毛嫌いしていた僕にとって、または経験値の低い状態の僕にとって、この発見は今後の釣りに大いに役立つのではないか…と、ちょっとワクワクしております。

 

とある有名な哲学者がこんなことを言っていたのを思い出しました。

”自分の師や憧れの人物の唱えた説を、まずは疑え”

 

 

 

☆フィネスはサーチベイト説

魚が釣れないから〜ってフィネスを出して「うわー何とか1本釣れたよ!」っていう光景があるけど、何でわけわかんない状況なのにフィネスやると釣れるのでしょうか

 

状況もエリアも特定できていなくてパニくっているから「フィネス」で何とか1本釣る。
…なんで何もわかっていないし日和ってるのに、フィネス出すと釣れるのか?
ボンヤリとしててもフィネスなら釣れるってことなのでしょうか?

 

だったらもう、いっそのことその日の釣りをフィネスから始めたほうがいいんじゃないか?
”逆に”、フィネスの特性を有効利用したほうが、最終的に自分の好きな釣りでハメられる可能性が高いんじゃないか?

 

そのためには、フィネスをサーチベイトとして使えばいいんじゃないか?

 

 

 

☆最終的に、好きな釣りで狙えばいい

【今までの手法】
サーチルアーで強い釣りをしてバスの状態を把握

特定したらフィネスで確実に食わせる

夕マヅメに一発狙う。

 

 

【これからの手法】
フィネスでサーチ。高速でサーチ。
「巻物で100投して1バイトあるかないか…」から、「フィネスで60投して1バイト得る」みたいな意識に切り替える。
とにかく釣って、バイトを得て、情報を得ていくことに尽力する。

バスの状態やエリアを特定したら、強い釣りで狙い撃つ。

これまで培ってきた情報を元に、夕マヅメに短期集中で好きな釣りでアジャストさせる。

 

これなら(たぶん)魚も釣れるし、自分の得意(好き)な釣りで狙い撃ちできて楽しい!(๑╹ω╹๑ )

…もしかしてこんなことは常識で、みんな普通にやってたりするのかな??^v^;

 

 

 

☆フィネスサーチのメリット、デメリット

:メリット:

・デコ回避率が高い。

・釣れる確率が高いので、メンタル面が安定する。

・ベイトフィネスならカバーも打てるので、巻物だけじゃ得られない情報を早い段階で知ることができる。

心に余裕が生まれるので、後半にかけて正当性のある思い切った強い釣りができる。

 

 

:デメリット:

・朝イチのビッグフィッシュを狙い辛い。

・釣りのテンポが落ちる。

・広範囲を短時間で、”線”で探ることが難しい。

 

 

 

☆まとめ

今まで僕はフィネスフィッシングを「魚を確実に釣るための手段」だと思っていましたが、実はちょっと解釈が間違っていたのかもしれません。

フィネスを「魚を釣るための手段」から、「最終的に好きな釣りを成立させるための手段」という解釈に変えると、自分の釣りが変わってくるかもしれない。
上手い人は朝から虫やってたり、早い段階で魚をフィネスで釣っていることが多いことも、最近知ったことの1つです。

 

実はフィネスはサーチベイトとしてめちゃくちゃ優れている。
その特性を利用して、最終的には自分の好きな釣りで狙い撃てるような流れに持って行く。

こういうゲームの方向性にしていくと、自分の好きな釣りをメインに組み立てていくことができるんじゃないかという考察でした\\\\٩( ‘ω’ )و ////

 

 

 

 

 

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このブログは残しておきますので、今後もご活用ください。



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