相模湖へ行ってきました。
釣果は1本(39cm)。
ヒラクランクギル140Fにて。
水温は朝の時点で18℃。
大曲付近になると16℃まで落ちていました。
本湖は19〜20℃。
水温が上がった夕方、「陽が当たっていた方のシャローなら水温上がっているだろうから、ヤル気のある魚がさしてきているんじゃないか」という博打っぽいアプローチで釣りました。
それまでは全域に渡ってシャローは全くダメ。水深3m以浅は何やってもダメ。
夕方になると、僕の「フィーディングスポットっぽいエリアにさしてきている」読みは当たっていたようで、他のシャロー狙いのアングラーにも反応しているようでした。
他のアングラーが巻物で釣ってめちゃくちゃ喜んでいたので、その光景を見て思わずニッコリ(๑╹ω╹๑ )
やっぱりバス釣りは感動してナンボだと思う。
☆
さて今回は、上手いベテランアングラー二人の釣りを見て感じたことを書いていきます。
二人のアングラーを考察しつつ、僕が彼らから感じた「上手い人に共通すること」をまとめていこうと思います。
今回は、ベテランアングラーに勉強させてもらいつつの釣行。
仲良くさせて頂いている上手いアングラーさんに「相模湖がマジでタフすぎるから助けてぇ\( ˆoˆ )/」と泣きついていたので、実際に釣りをしながら色々と教えてもらいました(その方はここではAさんと呼ぶことにします)。
普段房総をメインにしているアングラーさん(ここではBさんとします)も加わり、3人で釣りをしていきました。
Bさんはフィネスメインの凄腕アングラーで、5年以上も相模湖に訪れていないのにも関わらず、5本ほど釣っていました。
「やりたくないノーシンカーとかの釣りをピンでやってれば釣れる」とのことで、魚探を持っていない僕には想像もつかない釣りをしていました。
「やりたくないならやらなきゃいいのに」と思ったのは内緒ですがw、人によって考え方や価値観は違うということも実感。
当日はシャローに魚がおらず、3m以深のブレイク絡みに魚が寄っていたそう。この辺りは僕の推測と同じようでした。
そういう魚をダウンショットとかで狙い撃ちしていたようです。
「リザーバーではシャローに魚がいないときは、バンクに投げまくっても絶対釣れない。
釣れたとしてもそれは”交通事故”みたいなものだ」
「魚探がないと、相模湖みたいなリザーバーで釣果を出すのは難しい。
バンク打ってたらたまに釣れるかもしれないけど、ギャンブル性が高い。そういうのはデカい魚が多いけどね」
「デカい魚と小バスは、そもそも狙い方が全く違う」
「ハイデッキ買う前に魚探でしょw」
Bさんはこんなことを言っていました。
とても参考になる。
自分の釣った魚を「交通事故的」と言われてカチンときましたがw、まぁ僕の釣りは博打っぽい釣りになっていると薄々気づいていたので、間違ってはいません^v^;人の言葉にイラっとくるときは、図星であることが多い(笑);v;
当日のBさんは「とにかく1匹釣って、精神的に安心したい」と連呼していて、タックル本数も11本と完全にガチでした。
出船前は「タックル多すぎじゃね?」と思って見ていましたが、多いのには理由があったのだとわかりました。
並木敏成さんもそうですが、全ての状況に対応したい系アングラーは、タックルの数が自ずと増えてしまう。たぶんBさんも「対応系アングラー」なのでしょう。
また、「やりたくもない釣りをする」という思考回路がほぼ皆無な僕にとって、我慢・忍耐の釣りで結果を出すアングラーはすげぇな〜と関心しました。
Aさんは逆に、好きな釣り・興味のある釣りを実験的にするスタイル。
真冬の西湖にビッグベイトとデカいスピナベだけ持って釣行するとか、そういう面白い釣りを開拓していくAさん。
実は彼はプロショップの店員さん。
本当にたくさんの知識と経験を持っている人で、そのレベルはぶっちゃけ、チェーン店の店員さんを凌駕するほど。他の店員と考え方や釣り方、その他諸々レベルが違う。
僕がAさんと接していて凄いと思うところは、他のアングラーがやっている釣りや考え方を否定しないことです。
「釣りは遊び。正解なんてない。何でもアリ」という価値観を持っている。
こうしてAさんとBさんを並べてみると、全くスタイルが違いますが、両者に共通していたのは、
・当日の魚のコンディションを意識すること。
・水の良し悪しを意識すること。
・魚探を駆使していたこと。
・とりあえず沢山のエリアを見てまわる。
・シンプルに考える。
でした。
Bさんの実釣風景は残念ながら見ることができませんでしたが、「あそこのエリアも見たかった」と発言していたことから、やはり兎にも角にも「エリア」が大切、ということなのでしょう。
上手いアングラーは「とにかく現場で確認しましょうよ」っていう気持ちが大きいのかな、とも思いました。
僕なんかは情報とかに惑わされてしまうタイプなので、「その場で感じて、その場で考えてアプローチする」ってことがまだ上手くない。
キャストはそれなりに決まるけれども、「どういう読みでそこへキャストするのか」が薄い。
精度の高いキャストを決めて気持ちよくなっているだけ。
ギタリストで例えると、速弾き等の技巧テクに走りすぎで、観客の気持ちなど考慮せずに自己陶酔に陥っている人。
気持ちよくなりたいキャスト
ではなく
理由のあるキャスト
こっちの方向へ持っていくと、「狙って釣る」という喜びや達成感がより強くなるんじゃないかな〜と思った。
さて、いかがでしたでしょうか。
上手いアングラーはとんでもない技術を持っていたりするのかと思っていましたが、実は「読み」が鋭いんだな〜と気づかされました(それも技術ではあるんですが)。
ルアーの種類とか波動とかは実はどうでもよくて(というわけでもないんでしょうけど)、そんなことよりも「バスが居る場所を特定する能力」が極めて高いのが、”上手いアングラー”に共通していることなのかもしれません。
バスがいない場所で一生懸命がんばっていても絶対釣れない。
ですから、魚探で地形を読んだり、フィネスで「そもそも魚がいるのか」をサーチしたり、水温みたり、風とか流れを読んだりしながら、「バスがいる可能性が高いエリア」を特定する。
シンプルに言うならば、
これなんじゃないでしょうか。
いくらフィネスったって、魚が居ないエリアでやってても釣れないですからね…。・゜・(ノД`)・゜・。
まずは魚が居るエリアを特定しましょうよ、と。
どうやら「上手いアングラー」とは、この技術が高い人のことを言うようです。
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