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ノリーズ ロードランナーストラクチャー ST6100MHのインプレ。

 

ロードランナーST6100MHのインプレ

 

ロードランナー『ST6100MH』を買った理由

先日、霞ヶ浦へ釣りに行こうとした際に「テキサスとかジグ用のロッドがあったほうがいいよな」ということで、前々から欲しかったノリーズのロードランナーストラクチャー ST6100MHを購入しました。

季節が夏ということもあり、カバーにルアーを投げる頻度が高くなりますし、長年使うジグ&テキサスロッドは1本持っていても損はないよなぁ…と思ったのが購入の経緯です。

では、ノリーズ ロードランナーストラクチャー ST6100MHのインプレを書いていきます。

 

 

ST6100MHの使用感

ST6100MHはスペック的には「1/4〜3/8ジグ&テキサス」と表記されていますが、その辺のウエイトを使用するにはバッチリ。
「MHだから10gジグを扱うのはダルそうだな」と思っていましたが、いざ使ってみると、かなり使いやすいです。

僕的には、ST6100MHで「使っていて気持ちいいな」と思えるものは、5gと7gテキサス+エスケープツインの組み合わせ。
あとは、7gワームに5ー7gシンカーの組み合わせ。ドライブクロー4インチとか、モコリークローだとかですね。
ピッチングが気持ちよく決まりますし、STシリーズの特徴である感度も生かされるように感じます。

↓関連記事:ST6100MHで、使っていて最高に気持ちいいワームについて↓

 

【エスケープツイン インプレ】10年以上愛用している、ノリーズのおすすめワーム。強いアピールでデカバスを誘う人気ルアー。

 


 

あとは、やはりカタログ通りになってしまいますが、7gと10gラバージグはめちゃくちゃ使いやすいです。

 

7gジグ+ドライブクロー4インチ
7gジグ+エスケープツイン

 

…等々、トレーラーがバルキーで重量があるものと組み合わせてみても、ボトムバンピングさせたときにティップが入りすぎません。しゃきっと動かせます。
だからといって、キャスティングがやりにくいわけでもない。

 

ピッチングしたときにはロードランナー系ロッドにある「粘り」を感じることができますし、でもそれがピッチングの際には邪魔にならない。
ダルダルなロッドでピッチングをするのはこっちまでダルくなってしまいますが、ST6100MHは「粘り」に加えて「シャキッと感」もあるように思います。だから、キャスティングが決まりやすく感じます。

 

しかし、やはりサイドキャストでバンバン決めていくようなロッドではないのかな、とも感じています。
先日の釣行では3/8ozのスピナーベイトを投げ倒してみましたが、ハードベイトをサイドキャストでガンガンやっていくのであれば、オリジナルシリーズやLTT、HBスペシャルシリーズのほうが向いているな、と実感しました。ロッドが曲がりにくい!
STシリーズがワーミングに特化したロッドなので、当然なのかもしれませんが(笑)

しかし、ワイヤーベイト程度であれば普通に投げられますし、フッキングもしっかり決まります。人によってはバイブレーションにも使ったりするようです。

 

 

慣れてしまえばサイドキャストも決まるようになりますし、決して「ひでえなこりゃ…使えたもんじゃねえ」というレベルではありません。むしろ、巻き抵抗の強いものはST6100MHのほうが快適に感じるくらい。

 

サイドキャストは…僕の所有しているLTT650Mと比べると、微妙!
ですがピッチングなら、圧倒的にST6100MH。

 

感度は間違いなくST6100MH。
ピッチング以外のキャスティングの気持ちよさなら、LTTとかオリジナルシリーズ。

 

こうしてみると、ストラクチャーシリーズがいかに「ワーミング」に特化して作られたのかわかりますね。

 

購入するときにST680MHと悩みましたが、伊藤巧さんが「ST6100MHでワイヤーベイトも使う」と話されていたのもあり、そして僕がおかっぱりをよくやるのもあって、汎用性の高いST6100MHに決めました。

僕の中では、このロッドは「おかっぱり汎用ロッド」ではなく、ジグ&ワーミングロッド、という位置づけになりそうです。
ワイヤーベイトも使えますが、「今日は巻物をおかっぱりでガンガンやるかもな」ってときは、LTTの680MHや、オリジナルの680MHのほうがいいのかもしれません。

ただ、「今日はカバーも打っていく」というプランがあるのであれば、ST6100MHはおかっぱりに持って行ってもいいと思う。

 

 

時期とかもありますが、

・ワーミング主体(カバー打ち含む)となりそうな日はST6100MH+スピニング。

・ワイヤーベイトだけじゃなく、クランクとかもやりそうなら、普通の汎用性高いロッド+ST6100MH(ジグ&テキサス専用として)。
あるいは、汎用ロッド+スピニング…とか。

 

正直なところ、「俺は陸っぱりしかやらないぜ!」というに方は、ST6100MHは…どうなんだろう、僕はあまりこのロッドを勧めないかもしれません。
もちろん、ジグ&テキサス専用ロッドとして持っていくのはいいのですが、おかっぱりだと微妙に登場シーンが限られる気がします。
今の時代、同じ長さとパワーのロッドで汎用性の高いロッドは沢山ありますものね…。

 

巻物もできる打ち物ロッドをST6100MHに求めるのは、もしかしたら間違っているのかもしれません。「巻物は別のロッドでやれよ」と田辺氏に怒られちゃうかも(笑)

おかっぱりでロードランナーの「何でもロッド」をお探しなら、LTT680MHとか、オリジナルの680MHのほうがいいかもしれない。
おかっぱりでワーミングに特化したMHクラスのベイトロッドって、微妙に使い辛い気がする。
エクスプライド、アドレナ、ワールドシャウラ、ブラックレーベル…汎用性を求めるなら、他にもたくさんありますものね。


 

でも、「今日はジグ&テキサスで遊ぶぜ!」っていう気分のときは、このロッドはもう本当に最高!

今日はカバー打ちで遊ぶぜ!
ジグ&テキサスを極めるぜ!

こういったことでロッドをお探しなら、マジでもう本当にST6100MHは最高です。

・感度がいいから底物に向く
・ピッチング決めやすい
・長さがあるからカバーから魚出しやすい
・長さのおかげでフッキングも決めやすいし
・ロッドがわりと軽い
・デザインが良い
・魚を捌けるパワーがやばい(ロッドパワーがある。トルクフル)
・なぜか魚がバレにくい

良くも悪くも、ノリーズ ロードランナーストラクチャーST6100MHは「打ち物専用ロッド」なのだと、記事を書いていて改めて実感します。

ボートでの使用を考えてる方にも、ST6100MHはおすすめです。

 

ガッチガチのカバーの奥の奥…ではなくて、カバーの際にポンポンとテキサスやジグを落としていったり、カバーのない岩盤へジグを落とし込む。
それほどカバーが濃くないようなポイントや、ライトカバーに絡めていくような使い方であれば、ST6100MHはハマると思います。
長さがありますから、クリアレイクで距離をとりながらピッチングを続けていきたいときにも向いています。

 

僕もまだまだジグ&テキサスを練習中なので、このロッドと共に上達していけたらいいな、と思っています。
このロッドを使っていて思うのは、僕の未熟な腕をロッドがサポートしてくれているような錯覚に陥るな、ということです。

高いロッド買っただけはあるなぁ、と思ったり(笑)
今はまだこのロッドに「使われている感」がありますが、いつかしっかりと使いこなしたいものです。

 

 

お知らせ☆ブログを引っ越しました。
新しいブログ↓
matatamacoron.com
このブログは残しておきますので、今後もご活用ください。



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