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ロードランナー ヴォイスLTT650Mのインプレ。巻物ロッドならこれがおすすめ。

 

今回は、ノリーズのロッドである「ロードランナー ヴォイスLTT 650M」を使ったときに僕が感じたことを書いていこうと思う。
いわゆる”タックルインプレッション”というやつである。

タックルの使用感は個人によって千差万別。人の数だけ感じ方があるので、あくまでも僕個人の主観であることを踏まえた上で見て行ってほしい。

 

なお、細かいスペックや適応ウエイトについては省略することにする。
公式ページに書いてあるような解説はこのブログ以外にも山ほどあるので、スペックから知りたい方はノリーズ公式ページにアクセスするか、ググって頂きたい。

 

参考までに、最下部に参考になるリンクを貼っておくので後ほどチェックしてみてはいかがだろうか。

 

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使用感

 

フィーリング

僕がロードランナーヴォイス LTT650Mを初めて握った際に感じたことは「意外と軽い」ということ。

巷で囁かれている「ロードランナーは重い」というネガティブな印象を覆してしまうくらい、ロッド自体の重さに悪印象を感じることはなかった。

 

タトゥーラやスティーズ、13メタニウム、アンタレスARなど所有しているリールを色々と交換して振ってみたが、無駄に腕が疲れたり、手首に大きな負担が掛かるような感覚もなく、ストレスフリーにロッドを振り続けることができる。
(ちなみに僕は「LTT650M+スティーズSV」というセッティングがメインだが、最も気持ち良いフィーリングを感じたリールはタトゥーラだった)
製作者の田辺氏も言っていたが、「ヴォイスには、ある程度重量のあるリールがマッチする」という文言は、どうやら事実のようだ。

 

ヴォイスLTTはオリジナルに比べるといくぶん軽くなっているが、ロッド下部にあるバランサーを調整して全体のバランスを整えてあげるだけで、どんなリールにも合わせることが可能。
ロッドを選ぶ上でバランサーを自由に交換できるのは大きいメリットと言える。

 

しかしいくら軽いとは言っても、軽量化を重視した最高級ロッドなどに比べるとそれなりに重量はある。
だが、オリジナルのヴォイスを他にも何本か所有している僕の目から見ても、LTTの軽量化には眼を見張るものがある、と僕は感じた。

 

 

フッキング

また、巻物使用時に気になる「バイトのノリ」の良さも特筆モノ。
アングラー側がバイトにびっくりしてアワセ損なったとしても、ロッド自体がオートマティックにフッキングが決まるので、巻物が苦手なバサーや練習中の人にもおすすめのロッドと言えるだろう。

 

「掛けていくよりもノセていく」

そんなロッド。

 

パワー

筆者はLTT650Mのおかげで、数多くのバスを釣ることに成功してきた。
多くのバスをゲットできるようになったのも「キャストが決まり、フッキングのノリもよく、バラシも少ない」といったロードランナー特有の性能が助けてくれているおかげだ、と実感している。

 

残念ながらこのロッドで50アップを釣り上げることには未だ成功していないので、ビッグバスとのファイトの感覚をお伝えすることはできないが、40アップ程度なら魚側に主導権を渡すことなくやり取りを行うことが可能。40cm以下なら、ほぼ一方的にこちら側に主導権を持ったままファイトができる。

 

また、45cm前後クラスになってくると、ロードランナーの特徴でもある「トルク感、粘り腰系のパワー」をフルで発揮できるので、余裕を持って魚とのファイトを楽しむことができる。
また、魚が暴れる衝撃をロッド自体が吸収してくれる感覚があり、ラインテンションにゆるみが発生しにくく、とてもバラしにくい。

 

「気持ちよく曲がるけど、粘り腰系のトルクでバスを寄せるロッド」という表現が、このロッドにはピッタリだと思われる。

投げていても楽しく、またファイト中も曲がりを楽しめるロッドはそうそう見当たらない。

 

 

 

抜き上げ

僕のようにおかっぱりが中心のバサーがロッドを選ぶ上で重要にしていることがある。
それは「大きいバスを抜き上げできるパワーはあるのか」という部分だ。

 

上記した通り、まだこのロッドで50アップは釣っていない。
しかし、40アップなら何本も1〜2mほどの足場から抜き上げてブチ抜くことに成功している。
また、ロッドが折れる気配などまるでない。

 

「魚の抜き上げ」は推奨されることではないかもしれないが、LTT650Mなら45cm前後クラスなら余裕を持って魚を抜き上げることができる。

 

 

 

キャストフィール

 

前述したけれど、ロッドウエイトについては、他のロッドに比べて(値段の割には)至って”普通”だ。
しかしヴォイス LTT650Mの強みは、決してロッドウエイトやスペックなどではない。

ロードランナーLTT650Mというロッドの強みは、「キャスティング」にある。

「所有感、ブランド感、流行、見栄」などをウリにした上部だけのロッドでないことは、使ってみていただければすぐにわかるはずだ。

 

ロードランナーシリーズ全てのロッドにも当てはまることだと思うが、製作者の田辺哲男氏はキャスティングをとにかく重要視している。
このブログでもキャスティングの重要性について書いたこともあったが、ロードランナー、特にヴォイスLTT650Mはキャスティングの精度をとてつもなく高めてくれるロッドだと感じる。

 

 

dsc_0279

※2016年のノリーズのカタログより。画像はHBスペシャルのものだが、この特性はロードランナーシリーズに共通していると言える※

 

ロードランナー ヴォイスのような「ルアーのウエイトをしっかりと感じながらキャストできるロッド」を使用すると、それだけでリリースポイントが増えてキャストの成功率が飛躍的に上がる
多少キャストがズレたとしても、ロッドが手助けしてくれるのだ。

 

 

田辺氏が「LTTは釣れる竿だ」とどこかの紙面で発言していたが、このロッドを購入する前は「釣れるロッドなんてあるわけないだろw」とバカにしたことを今でも覚えてくれる。
だが、その発言はLTT650Mを一振りした瞬間、すぐに撤回することになった。

自らの意思”以上”に、キャストが異様なほど決まっていくからだ。

 

キャスティング精度の向上に若干の恐怖を感じてしまったほど、LTT650Mのキャストフィールは抜群だった。
キャスト時にとにかくロッドが勝手に曲がってくれるので、無駄な振りかぶりなどをして力むことなくキャスティングを行うことができる。

 

LTT650Mを購入する以前はシマノのワールドシャウラ(1パワー)を使用していたが、3/8ozのスピナーベイトをキャストするにはかなり強く振りかぶらなければ、ロッドのしなりを利用してルアーを投げることができなかった。(パワーはあるが、しなやかさを犠牲にした印象だった)
しかし、LTT650Mはそういった無駄な力みを必要としないので、キャストがバシバシ決まる。

 

キャスティングを決めるには個人の技量も大切だが、巷で流行りの高弾性ロッドを使用するのではなく、低〜中弾性のロッドを使うことも大事だということを、ロードランナーがしっかりとレクチャーしてくれるように感じる。
キャスティングするたびに、「そう、正しいキャスティングは今のタイミングなんだ」と語りかけてくる。そういった味わい深い感覚を得ることができるのも、ヴォイスLTT650Mを使うメリットになると思う。

 

とにかく、LTT650Mは使っていて楽しいロッド。
ずっとキャスティングしていたくなる、そんな可愛いロッドである。

 

【釣れなくたって構わない。ただ精度の高いキャスティングを決める快感だけを味わいたいんだ。
そのために、僕は今日もルアーを投げ続ける】

 

LTT650Mを使うことで、こんなノスタルジックな世界に没入することができるわけだ。

 

キャスティングに関して、「ロッドが曲がるのは重いルアーを使うとき」という固定観念がある方も多いかもしれない。
しかし、ロードランナーは軽いルアーでもロッドが十分に曲がってくれるので、ピンスポットにルアーがどんどん吸い込まれていく。

 

ルアーが逆再生されるようにピンに吸い込まれていくので、まるで自分が魔法使いにでもなったような錯覚を覚える。
こんな不思議な体験を楽しませてくれる”魔法の杖”のようなロッドこそが『ロードランナー ヴォイスLTT650M』なのだ。

 

 

 

ハマるルアー

 

さて、ヴォイスLTT650Mを簡素な言葉で説明するなら「巻物を中心とした1/4〜3/4ozまでのルアーを気持ちよく投げられるロッド」という表現になる。(7〜9gはちょっと快適度は下がってしまうが)

ここで、個人的に抜群にハマるキャストフィールを得られたルアーをいくつか挙げておく。
もしあなたが所有しているルアーがあったら参考にしてみてもらいたい。

 

※”ハマる”条件「投げやすく、巻き心地も程よく、バイトのノリも良い」※

 

:スピナーベイト:

ハイピッチャー 3/8oz
レベルスピン 3/8oz
SRミニ 3/8oz
クリスタルS 3/8oz
ウインドレンジ 3/8oz
シャローロール 3/8oz

※1/2ozも余裕で投げられるが、快適度は落ちる。1/2ozがメインならMHパワーがおすすめ
3/8ozクラスのスピナベなら、ほぼ100%ハマる

 

 

:クランクベイト:

ピーナッツ2
デカピーナッツ
モデルA
ウイグルワート

※グリフォンなどの1/4oz系も愛用するが、快適度は低い。ピーナッツ2も微妙に投げ辛いが、すぐに慣れる。※

 

:ミノー:

ロングビル系ミノー全般
ラトリンログ
ロングA 13A 14A
レアリスミノー
ワンテン
x-80

※ジャーキングもハマるが、6半のレングスがちょっと気になる。というか正直長いと感じる。
長時間のジャーキングはよっぽどリストが強くないとムリだと感じる。
しかし、ロングビル系のただ巻きには激ハマり。OSPの阿修羅系の軽いミノーはキャスト自体しんどい※

 

 

:チャター:

フラチャット
Bカスタムチャター
など、1/4〜3/8oz系のチャター全般

※チャターはほとんどの場合トレーラーをつけるので、総ウエイトは10〜15g前後になる。
その重量+チャター特有の激しいバイブレーション(引き抵抗)があるので、巻き心地は決して快適とは言えず、長時間巻いていると疲労がたまりやすい。チャターメインならMHがいいと感じる。1/4ozメインなら650Mがバッチリ。
ちなみに、両ウエイト共にキャスティングは激ハマり。※

 

 

:ワーム類:

基本的には「総ウエイトが7g以上」に設定するようにすると、キャストとアクション共に快適にやり切れる。

 

 

:ネコリグ:

※基本的には5.5インチ以上のワームを使えば、このロッドでも余裕でネコリグが可能。
公式サイトにも記載されている通り、大きめのワームでのネコリグ(通称”ベイトネコ”)はハマる。
ワーム自体にウエイトがあれば、キャスティングもスムーズ。
ただ、スワンプクローラー系の軽い系リングワームはバッドフィーリング。投げづらいし、扱いづらい。やるならスナッグレスネコのカバー打ちくらい。

LTT650Mでネコリグするのであれば、「5.5インチワーム(ワーム自体に最低限のウエイトが必要)」以上のものを使うのであれば普通に使える。
シンカー+ワームのウエイトが最低7gは欲しい。
7g切ってくるようだとキャスト自体が困難になるので注意。

 

 

:ヘビダン:

 

5g〜7gのシンカーを使用するのであれば、比較的使いやすい。
シンカー+ワームの総重量7gあれば、ピッチングはバッチリ。ロングキャストは厳しいので、その辺りはワームのウエイトとのバランスを考えてセンティングすれば十分ヘビダンにも対応できるロッド。

※このロッドは、あまりシェイクを多用する手法には向いていないように思える。
ネコリグ使用時にも言えることだが、このロッドはシェイクするとロッドがブレるので、その反動でワームの動きがオーバーになりがち。
フィネス系を使う予定のある方は、この辺りも考慮しておくといい※

 

 

:テキサスリグ:

 

振ってみると柔らかい印象を感じるLTT650Mだが、意外とテキサスリグにもイケる。
5〜7gのシンカー+3〜4インチのワームを使用するテキサスリグも難なくこなせる。

5g+ドライブクロー3インチ
5g+エスケープツイン

7g+エスケープツイン
7g+バトルホッグ、ドラクロ3〜4インチ
7g+エスケープリトルツイン

比較的何でも対応できるポテンシャルもあり、ノリーズスタッフの荻野さんもLTT650Mでの「5g+ロッククロー3インチ」を推奨している。
なので、このロッドでテキサスリグは、実はハマる使用方法のうちの1つ。

※だが、超ヘビーカバー内から引きずり出せるほどのパワーはないので注意。
あくまで「ライト寄りのテキサスでも使える」という程度の留めておいたほうがいい※

 

 

 

:ノーシンカー:

 

4インチヤマセンコー
フリップドム
ソルティコアチューブ
ファットイカ

などなど、重量が7g以上あれば余裕。
※バックスライド系もイケるが、フッキングには気をつける。
あまり分厚すぎるワームだと、ロッドパワーが足りないと感じるので、バックスライド系にはやはりMHか※

 

 

 

まとめ

以上、僕が愛用しているロードランナー ヴォイスLTT650Mについて語ってみたが、いかがだっただろうか?

ロードランナーは店頭に置いていることが少ないので実際に手にして振ってみることができないのがネックだが、「とにかく巻物バーサタイルのロッドが欲しい!」という方には満足できるロッドだと思う。

もし僕が釣具屋の店員で、「巻物バーサタイルのロッドが欲しいんですけど、おすすめありますか?」と尋ねられたら、まず間違いなく一番最初に紹介する。それくらい、僕はこのロッドを信頼している。

 

あなたもぜひLTT650Mを使い、「魔法のキャスティング」を体感してみてほしい。

ロードランナーのキャストフィールは一度体感すると病みつきになっちゃいますよ。

 

 

 

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