『冬のバスはやる気が全然なくて、何をやっても口を使ってくれない…』
冬のバス釣りをする人の多くは、バスのやる気のなさにゲンナリしてしまうかと思いますが、そんなときに僕が効果のあった『ネコリグ』について、今回はお話していきます。
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そこで今回は最近のマイブームであり、尚且つ結果もそれなりに出ている「ネコリグ」の有効性についてお話ししていこうと思います。
それも、「冬場の野池で効果的にネコリグを使う方法」について書いていきます。
まずはなぜ冬場に「ネコリグ」なのか、僕なりの考え方や視点を交えながら書いていきますね。
【ネコリグの考案者:村上晴彦】
ネコリグとは、村上晴彦氏が開発したメソッド。ワームの頭部分にオモリを埋め込んでワームを使用するテクニック。『根こそぎ釣れる』からネコリグと名付けた。
ちなみに、常吉リグ(いわゆる”ダウンショットリグ”)を考案したのも村上氏。
冬場になると水温低下の影響で、ブラックバスの体調はどんどん悪化していきます。
水温が一桁台にもなってくると、まず簡単に口を使わないようになっていきます。
◆低水温が原因で、魚がもはや動ける状態ではない(魚の活性の上下は水温13℃が目安、と言われています)。
◆冬場に飛んでくる冬鳥の影響で、魚の警戒心が非常に高い。
◆餌を追える体力がないので、フィーディングタイム(捕食する時間)が1日の中で超短時間
こういったことが原因で、冬のバスを釣るのは非常に難しいわけです。
このような状況の中で魚を釣るためには、「スローに誘えるルアー」であったり、「反射(リアクション)を使ったメソッド」が有効。
近年ではメタルバイブをしゃくったりするような【リアクションの釣り】が主流になりつつあります。しかし、必ずしもそのテクニックがあなたの通っているフィールド、それも「野池」で通用するかというと、実はそうでもなかったりします。
ですから、雑誌や動画などを鵜呑みにして「これなら間違いなく釣れる!」といったような固定観念に縛られないように注意することが大切です。
メタルバイブのリアクションメソッドはダブルフックといえど、根掛かりが多発するテクニック。 ボートで行うなら根掛かり回収機を使えば回避できるかもしれませんが、野池のおかっぱりではそうもいきません。
根掛かりは魚にプレッシャーを与えてしまうばかりか、環境を破壊してしまう行為。できれば、こういったことを避けていきたいわけです。
では『リアクション以外にどういった方法があるか?』ということになるのですが、それは「食性・じらし・威嚇を狙ったスローな釣り」である、と僕は考えています。
そのアプローチをするのに大切な要素である、「根掛からず、場を荒らさず、カバーにも対応する。そして、一口サイズであり、スローに(ときには反射も狙って)釣りを行える」 といった”冬場のバス攻略に欠かせないこと”を全て満たしているルアーがネコリグなのです。
また、ネコリグは必ずしも食性だけを狙った釣りではなく、同じポイントでネチネチと時間をかけて誘い続けて「バスのテリトリー争い」を刺激してやれることも特徴なリグ。
何度も同じポイントに投げ込んだり、同じスポットで何分も時間をかけてシェイクし続けて威嚇・怒り・競争心を無理やり引き起こさせる。こういった使い方ができるのもネコリグのメリットだと僕は考えています。
こういった理由で、僕は激タフ・激スレの野池ではネコリグをおすすめしています。
…メタルバイブだと魚の付き場のカバーも狙えんし、野池だと根掛かり頻発しちゃって釣りにならんのよ…って感じですな。
冬場のバスは、確かに活性はとても低い。ですが、40〜50cmを超えるような大きい個体はマズメ時などには平気でシャローに上がってきたりするので、タイミングよくソコを狙うといいよーってことなのです。
ネコリグにて。冬場でも40オーバーくらい体が大きければ、普通に食ってきます。
今回は『冬場に効果的なネコリグ』についてお話しました。
冬場に釣れなくて困っている人は、ネコリグを使ってみるのもおすすめです。ネコリグを使ったことがない人は参考にしてみてください。
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