真夏の蒸し暑さが少しずつ落ち着き始め、日没時間が日に日に早くなっていっています。
夕マズメにもなると、日中との気温・水温の差が目立つようになってきました。
2016年9月、”秋シーズン”の気配が漂ってきています。
秋と言えば、散った魚を手返しよく拾うルアー、いわゆる「巻物ルアー」の出番が増えますよね。
というわけで、今回は来るべき「秋シーズン攻略!」というテーマを元に、巻物ルアーの代表格と言っても過言ではない「スピナーベイト」をご紹介したいと思います。
その中でも僕が溺愛しているスピナーベイト、レイドジャパンの「レベルスピン」について、スピナベの使い方を含めてお話していきます。
レベルスピンを購入しようか迷っている方は参考にしてみてください。
まずはレベルスピンのスペックではなく、「なぜレベルスピンを選ぶ必要があるのか?」について書いていきます。
数あるメーカーのスピナーベイトの中から、なぜ僕がレイドジャパンの「レベルスピン」を好んで使っているのか、僕なりの考えや気持ちを含めて書いていきます。
まずは、レベルスピンに対する口コミについてお話します。
ネット上でのレベルスピンの口コミが酷評であることは、かなりの方がご存知だと思います。
「釣ったら曲がる」
「簡単に折れる」
「アンチカナモだから買わない」
「そもそもレイドの商品なんて興味ない」
「というかバス釣りをしない」
レベルスピンについて、このような噂をあなたも耳にしたことがありませんか?
僕も友人から何度も聞かされていますw^q^
僕は別に金森さんの信者ではありませんが、レイドジャパンの作るルアーは好きなので、こういった現象を残念に思っています。
色々言われていますが、このようなネガティブ的要素を無視できるくらい、レベルスピンには魅力的な面がたくさんあるのです。
では、その内容について語っていきます。
僕は使用しているルアーメーカーの社長が不正をしていようが何だろうが、ルアー自体がいいモノであり、尚かつ釣れる商品なのであれば抵抗なく使っちゃうタイプです。
良いと思ったものは使い、クソだと思ったら売り放す。
コレだけ。非常に合理的ですな^w^;
で、僕がレイドジャパンの「レベルスピン」を選んだ理由についてです。
レベルスピンの他にも、エバーグリーンのD-ZONEや、OSPのハイピッチャー、ノリーズのクリスタルSなど、有名どころはそれなりに実践投入してきましたが、その中で一番成果のあったスピナーベイトこそが「レベルスピン」だったのです。
◆障害物の回避性能
◆投げやすさ
◆泳ぎの安定性
◆入手しやすさ
◆波動の強さ
そして「釣れやすさ」。
たくさんのスピナーベイトを真冬にも投げ倒し続け、これらの条件に合致するスピナーベイトはどのようなものなのか?
色々と研究していった中で、上記の要素を全て満たしていると僕が感じたのが「レイドジャパン レベルスピン」だったというわけです。
ネットではDゾーンの評価が高いようですが、僕には合いませんでした。
ルアーの操作演出は個人によって差が出ますから、人によって向き不向きがあるのでしょうね^q^;
そして、レベルスピンを使用するに当たってのネガティブ面でもある「アームの曲がりやすさ、折れやすさ」について。
アームの強度について疑問視している方はたくさんいると思いますが、それについて僕なりの想いを更に語っていこうと思います。
小バスを軽く抜き上げただけでも、これだけアームが曲がります。それでも僕はレベルスピンを愛しています。
レベルスピンについては上記した通り、あまり良い噂を聞きません。
ですが、それでも僕はレイドジャパンのレベルスピンを愛しています。
だって釣れるから^q^
アームが曲がろうが関係ありません。
単純ですが、曲がってしまうのなら直せばいいのです。
スピナーベイトなんてビッグフィッシュを釣ったら大体のものは曲がっちゃいますからね…^w^;
スピナベの老舗メーカーとも言える「ノリーズ クリスタルS1/2oz」だって、30cmの小バスを軽く抜き上げただけで曲がることがあります。
アームなんてそんなもんです、細かいことを気にしてたら負け、って感じです。
好きだから使う。
「コレは釣れる!」と思えるのなら使う。
アームが折れたって関係ありません。
折れるリスクと共にビッグフィッシュを連れてきてくれるなら使うべき、と僕は考えています。
ビッグフィッシュが釣れたのならば、折れてしまったレベルスピンも本望でしょう。
アームを意図的に折れやすい構造にして、ユーザー側のスピナーベイトの消費を激しくするのがメーカーの魂胆だとわかっていても、それでいいのです。
感動的なビッグフィッシュとの出会いをたった千円ちょいで味わえるのであれば、僕は積極的にメーカーさんにお布施しちゃいます。
それだけレベルスピンというスピナーベイトを信頼しているからです。
女の子とのデートにディズニーランドでアトラクション代金を払うのと同じように、バサーである僕たちは「釣果、楽しさ、感動」という名のアトラクションを、ルアーを通してメーカーさんから体験させてもらってるわけです。
魂が震えた1匹。一生記憶に残るであろうブラックバスとの出会い。これがバスフィッシング。
ルアーを作ってくれてるだけで感謝、ですわ…。
レイドジャパンさん、ありがとう。
世界の釣り具メーカーさん、どうもありがとうw
さてさて、レベルスピンについてちょっと熱く語りすぎちゃいましたが、その詳細(スペック)についてご紹介していきます。
「水平姿勢をキープできるようにロアアームを長くした」というのがレベルスピンの外見的な特徴となっています。
「レベル」というのは、レイドジャパン的には「水平」という意味で使っているようで、レベルスピンも水平姿勢にこだわって開発されました。
ルアーの外観の好みは個人の感性によるところもありますが、僕はレベルスピンの見た目は大好きです。
・スカートの量や質感
・ヘッドデザイン
・カラーの表現
などなど、ルックスに関しては使用するにあたっての合格点を軽く上回っています。
「スタンダードなスピナーベイトが使いたい!」という方は、ノリーズのクリスタルSをおすすめします。ベストセラー商品なので、クリSは信頼性バツグン。僕もたまに使います。好きです、クリS^w^
「人とは違ったルアー、ちょっと変わったルアーを使いたい!」という方には、僕は間違いなくレベルスピンをおすすめします。
重さは、3/8oz表記で総重量が18g。
3/8オンスは約10gですが、スピナーベイトの場合は表記されているウエイトは「ヘッドのみの重さ」を指しています。
しっかりとした重量があるので、ルアーウエイトをしっかりと感じながらキャストできます。
そのため、かなりコントロールが効きやすいです。
「おかっぱり釣行」を得意としているレイドスタッフが作ったルアーですから、ロングキャスト性能もバッチリ。
ロングキャストしてピンスポットを狙ったり、中距離〜近距離でしっかり丁寧に打っていったり…レベルスピンのキャスト性能は、めちゃくちゃ汎用性が高いです。
レベルスピン(スピナーベイト)を使っていて、実績のあった状況をいくつか挙げてみます。
スピナーベイトを使うときの参考にしてみてください。
◆魚がいるであろうエリアで、ピンスピットについてるのではなく、散ってしまっているバスを拾いたいとき。
◆ローライト(曇り)時。バスが何かしらの理由でカバーから出ていると思われるとき。
◆魚が浮いているとき。(リトリーブ→キル・フォールでリアクションを狙う、など)
◆風が吹いていて、水中の酸素量が上がってバスの活性が上がっているとき。
◆風が吹いていて、ベイトとなる小魚が接岸しているとき。
(バスの捕食対象が岸際にいるとき)
◆レイダウン、杭などのカバーを強いルアーで狙いたいとき。(カバーに当ててバイトを誘いたいとき)
◆「スピナーベイトやってる俺カッケェ」と、自分に酔いたいとき。
以上、レベルスピン(というかスピナーベイト)について書いてみましたが、いかがだったでしょうか。
僕は別にレイドジャパンと繋がりがあるわけではありませんし、レイドのルアーを猛プッシュしたところで何の得にもならないんですが…やっぱ好きなルアーのことは語りたくなっちゃうんですよね^w^
スピナーベイトは僕が大好きなルアーの1つなので、信頼感はとても高いのです。
とりあえず、風が吹いて荒れてたり、曇り空で風があったりしたらスピナーベイトを出陣させちゃいましょう。
活性の高いバスがいたら、結構な確立でバイトを狙えると思いますよ。
決して数が出るルアーではありませんが、状況を読めば高確率でバイトさせることができます。
「スピナーベイトって何だか苦手なんだよね」という方は、この秋にぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか^w^
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